2006年–現在:パンチブラザーズ、エドガー・メイヤー・プロジェクト
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「クリス・シーリ」の記事における「2006年–現在:パンチブラザーズ、エドガー・メイヤー・プロジェクト」の解説
2006年9月、ニッケル・クリークは新しいアルバムのレコーディングをこれ以上行わないことを発表した。彼らのツアースケジュールは、2007年が最後であった。しかしその後、2014年2月に新しくアルバムを出すことを発表。 シーリは第5回 Independent Music Awardsの審査員を務め、出場者たちのキャリアを後押しした。 2006年、シーリはHow to Grow a Bandを結成し、彼の五枚目のアルバムになる"How to Grow a Woman from the Ground"をレコーディング。ナッシュビル・シティ・ペーパーの取材の中で、シーリはバンドの構成を説明した。 このバンドは、マンドリンのクリス・シーリ、フィドルのゲイブ・ウィッチャー、ギターのクリス・エルドリッジ、ベースのグレッグ・ギャリソン、バンジョーのノーム・ピケルニーから構成される。エルドリッジがThe Infamous Stringdustersの演奏で手が空いていない時は、ブライアン・サットンが必要に応じて演奏する。2007年、バンドは公式に名前を"The Tensions Mountain Boys"に改める。後にさらに名前を改め、"パンチブラザーズ"となる。 2007年5月17日、カーネギーホールでバンドはデビューを果たす。シーリ作曲の"The Blind Leaving the Blind"は40分にわたる4部構成の楽曲で、シーリはNPR (National Public Radio)で、この曲は2004年の離婚についての曲だと語っている。 2008年2月26日、パンチブラザーズはファーストアルバム"Punch"をNonesuch Recordsからリリース。このアルバムには"The Blind Leaving the Blind"の他オリジナル曲が収録されている。 "Punch"のプロモートのため、パンチブラザーズは2008年の年間ツアーを企画し、また2月29日にはThe Tonight Show with Jay Lenoに出演した。2008年の終わりには、ポール・コワートがギャリソンの代わりにベース弾きとなる。2010年2月15日、"Antifogmatic"をリリースし、ツアーを続ける。2010年11月5日、スティーブ・マーティンをゲストバンジョーに呼び、 Late Show with David Lettermanに出演し、"Rye Whiskey"を演奏。 2012年の初めには、3rdアルバム"Who's Feeling Young Now?"をリリース。 2014年11月、パンチブラザーズは"I Blew It Off"というシングルをまだ名前のない4thアルバムから抜粋しリリース。2014年12月、新しいアルバムのリリース予定を発表、あらに新しいシングル"Julep"をリリース。 パンチブラザーズの最新アルバム、"The Phosphorescent Blues"は2015年1月27日に発売された。 2008年8月、シーリはベーシストのエドガー・メイヤーとのデュオアルバムのリリース予告を行った。このアルバムはシーリのレーベルであるNonesuch Recordsから2008年9月23日に発売された。このコラボについて、シーリは「エドガーは僕の音楽人生の中で、最も影響を与えてくれた人のうちの一人で、僕は今、彼とデュオを組んで、彼と曲を書いている。これは僕の夢だったんだ。僕はいつも音楽を演奏するっていうのはどういう事なんだろうと考えているよ」。彼らのデュオは2008年の9月から10月にかけて、アルバムのプロモートを行っていた。 2012年、シーリはマッカーサー・フェローを受賞。 2014年、シーリはエドガー・メイヤーとの新しいコラボレーション・アルバムをレコーディングし、"Bass & Mandolin"と名付け、アルバムの宣伝のためデュオでのツアーに乗り出した。
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