1928年称号規程とは? わかりやすく解説

1928年称号規程

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 08:47 UTC 版)

国鉄客車の車両形式」の記事における「1928年称号規程」の解説

1928年昭和3年5月17日付達380号(10月1日施行)により、ボギー客車構造応じ、雑形、中形従来基本形呼んだ明治43年制定の形のもの)、大形大正8年以降の幅2800mmのもの)、鋼製区分、また車輪配置を2軸、3軸、2軸ボギー、3軸ボギー分けた番号2軸車および雑形2軸ボギー車は1 - 6999、3軸車および雑形3軸ボギー車7000 - 9999中形ボギー車10000 - 19999、大形ボギー車20000 - 29999、鋼製ボギー車30000 - 39999とされた。台車による区分については、千位の数字区別され0 - 6が2軸ボギー車7 - 9が3軸ボギー車重量記号現行同様、コ・ホ・ナ・オ・ス・マ・カと定めて、積車重量によることとされた。 電車はこのとき客車から区別されることになった国鉄旧形電車の車両形式参照上記オハ44400形の系列については、30000番台改番された。 1934年昭和9年2月3日付達45号により、鋼製ボギー客車40000 - 49999が追加された。

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1928年称号規程

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/17 15:01 UTC 版)

国鉄貨車の車両形式」の記事における「1928年称号規程」の解説

1928年昭和3年5月17日達第380号に改定され車両称号規程では貨車名称・記号次の通り。なお同年10月31日車両称号統一整理行い達第910号にて公布した車両塗色標記方式規定1929年昭和4年3月制定10月から施行した。なお、形式称号同形式中の最初番号当該記号冠したものを用いることは以前と同様である。 構造・用途による分類 (1)有ガイ貨車ガイ車=ワ 側有ガイ車=ス 鉄製ガイ車=テ 車運車=ク 冷蔵車=レ 通風車=ツ 家畜車=カ 豚積車=ウ 家きん車=パ 活魚車=ナ 陶器車=ポ (2)タンク貨車タンク車=タ 水運車=ミ (3)ガイ貨車ガイ車=ト 土運車=リ 石炭車=セ 長物車=チ 大物車=シ (4)準貨車 車掌車=ヨ 雪かき車=キ 検重車=コ 操重車=ソ 控車=ヒ 歯車車=ピ 標記荷重トン数による記号 現行と同じ「ム・ラ・サ・キ」が、このときから用いられることになった。もともと馬車用の馬(ムマ)を輸送する有蓋車ワム表記しており、その貨車積載重量15tであったことからムを14t - 16t用とし、他に使われていない文字語呂良いように決められた。

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