1928年改番後の状況
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「国鉄ト21600形貨車」の記事における「1928年改番後の状況」の解説
前述のように、本形式は1928年(昭和3年)の称号規程改正により、トム1形とされた。この時点で、ト23700形(トサ1形)およびトフ20900形(トフ250形)への改造車と廃車があり、トム1形となったのは2,026両(トム1 - トム2029、旧番号ト21600 - ト23695)であった。その後、トサ1形の復元およびワム3500形、スム1形、ヨ1形の改造車ならびに私鉄買収車が編入されたため、最終番号はトム2525(欠番あり)である。また、二車現存車の改番により、トム2030 - トム2034, トム2367 - トム2375, トム2492が出現している。 本形式は、汎用無蓋車として全国で使用され、製造開始から30年たった1945年度末にも2,255両残存してたが、一部はその後特別廃車で廃車にされ、車齢も古いので更新修繕工事も対象外となったが、残存車に事業用車代用に使われたものがかなり長期(1984年度)まで残存しており、それらを除いても実質的な形式消滅は1971年度(この時26両のみ残存で以後10年以上変動せず)だった。
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1928年改番後の状況
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「国鉄ト24000形貨車」の記事における「1928年改番後の状況」の解説
前述のように、本形式は1928年(昭和3年)の称号規程改正により、トム5000形とトム16000形に区分された。トム5000形となったのは、トフ250形、トフ300形、ワム3500形の改造編入車を含めて5,333両で、番号は二車現存車の書き換えと、青梅電気鉄道買収車20両が存在するため、トム5000 - トム10346となっている。トム16000形については、トム1形改番車を含めて1,785両が同形式となっており、二車現存車の書き換えが7両存在するため、番号はトム16000 - トム17792となっている。 両形式とも、汎用無蓋車として全国で使用されたが、独特の側板構造は、ばら積み貨物の荷役には便利だったものの、材木等の荷役には不便であったため、以降の無蓋車はすべて総あおり戸方式となった。 1938年(昭和13年)から1939年(昭和14年)にかけて、陸軍の要請によりトム5000形1,620両が中国に送られたが、その後の消息は不明である。内訳は北支方面800両(標準軌に改軌)、中支方面660両(標準軌に改軌)、山西方面160両(1,000mm軌間に改軌)である。なお、これらの数字は無蓋車のまま送られたもので、国鉄工場で長物車のチム5000形に改造された250両(北支200両・中支50両)は含まれていない。 淘汰は昭和30年代に本格的に進み、トム5000形は1970年(昭和45年)度、トム16000形は1962年(昭和37年)度に姿を消したが、書類上は前者は1985年(昭和60年)度、後者は1968年(昭和43年)度まで在籍していた。
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