ト23700形とは? わかりやすく解説

ト23700形(トサ1形)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 16:19 UTC 版)

国鉄ト21600形貨車」の記事における「ト23700形(トサ1形)」の解説

ト23700形は、1918年大正7年)に20両(ト23700 - ト23719)、1920年大正9年)に30両(ト23720 - ト23749)がト21600形の改造により大宮工場製作された、24トン積み三軸無蓋車である。常磐炭の輸送用大型無蓋車として試作されたもので、側板妻板の上部に5分(約800mm)を継ぎ足し、あおり戸、開き戸改造するとともに台枠中央一軸増設したものであるが、下記の表のように妻板開口部構造が違う3タイプがある。1928年昭和3年)の称号規程改正では、トサ1形初代)改称された。 トサ1(初代)形式内の違いまとめ(変更部位太字番号改造妻板構造側扉位置あおり戸の構造改造両数トサ1 - トサ40 1818年1920年度 上辺山形 下部 下の板3枚開口 10両(1918年度30両(1920年度トサ41 - トサ45 1918年度 上辺が平ら 下部 下の板3枚開口 5両 トサ46 - トサ50 1918年度 上辺山形 上部 下の板4開口 5両 1918年改造された3タイプでは1番目の型(後にトサ1 - トサ40になったグループ)の形状最良とされたらしく、1920年追加ではすべてこのタイプ改造されその後10年以上全車使用されたものの、1931年度50両全部が再改造されトム1形戻された(番号は旧番号戻さず2050-2099を付与)。

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