113系800番台の追加改造とは? わかりやすく解説

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113系800番台の追加改造

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 07:38 UTC 版)

国鉄113系電車」の記事における「113系800番台の追加改造」の解説

1995年には当時奈良電車区配置されていた113系運用廃止により余剰となったこの中からクハ111形3両が800番台転用された。 対象車両以下のとおり クハ111-432・435470クハ111-826 - 828 対象車全て偶数向きでWAU102形冷房装置搭載偶数向きクモハ112形前部連結され4両編成化された。このためクハ111+モハ113+クモハ112+クハ111という編成誕生した改造されクハ111カセット式汚物処理装置装備車だったが、クモハ112形循環式汚物処理装置搭載されていたことからトイレ使用停止となった1996年山陰本線園部 - 福知山間の電化に伴いクモハ113を含む3本クハ111形取り外しワンマン運転対応改造、半自動ドアスイッチ化(700番台異なり窓埋めはされず)、電気連結器設置受けて同線に投入配置車庫変わらず)された。直後高速対応工事が行われ、800番台番号5000加えられて「5800番台となっている。 前後して残った3両編成一部4両編成組み換えられ、車両需給都合クモハ112を含む4連1本が一時的に広島地区転用されたり、全電動車クハ111+クハ111+モハ113+クモハ112といった編成発生した。しばらくはこの状態で推移したが、2000年から2001年にかけて、モハ113+クモハ1122両編成再配置ワンマン運転のために3800番台改造され消滅この際クモハ112組み込まれていたクハ111モハ113形運転台機器提供し廃車となった最終的に純粋な4両編成3本クハ111-807+モハユニット-804+クハ111-808、クハ111-809+モハユニット-805+クハ111-810、クハ111-817+モハユニット-809+クハ111-818。全て国鉄時代改造され以来変化なし)と編成相手電動車3800番台改造されたために保留車となったクハ111形2両(822・828)だけが残っていた。しかし、転用先が無く、車齢も高かったことから2004年廃車され、当初改造目的通り使用がされていた車両モハ113形モハ112形形式消滅した。 本グループ最後まで残ったクハ111形は2両(811・812)で、いずれも2016年1月廃車された。この2両は国鉄時代4両編成として投入され、のちに湘南色変更のうえ、京都総合運転所転属高速化改造されなかったため専ら草津線専用運用していたが、1999年編成単位下関車両管理室転属した車両で、編成組んでいたモハユニット-806は2002年115系0番台のモハユニットに置き換えられ廃車されている。後に115系0番台のモハユニットも廃車され、115系6000番台のモハユニットに置き換えられた。なおこのモハユニットは2008年高速化解除が行われ、原番号復帰した

※この「113系800番台の追加改造」の解説は、「国鉄113系電車」の解説の一部です。
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