「堕天使の事情」より登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/31 01:45 UTC 版)
「天使の事情」の記事における「「堕天使の事情」より登場」の解説
大江戸 寛蔵(おおえど かんぞう) 太一たちが通う中学校の3年生。メガネをかけたいかにも真面目そうな風貌で園芸部の部長と風紀委員を務めている。 当初はヤンキーにしか見えない太一に不信感を抱いていたが、園芸部に入部した太一が真面目に植物の世話をする姿を見て考えを改め、以降は良き部活の先輩として接する。 太一のフラワーアレンジメントのセンスを高く評価しており、校長先生とともに華道部への入部を強くすすめる。 実家は米農家。将来は家業を継ぐために中学卒業後は農業高校に進学する。が、暇だからという理由で卒業後も遊びに来ている。 従弟の真蔵とは「シンゾー」「カンゾー」と呼び合う仲で関係も良好。真蔵とは逆に女子にモテずかなり気にしている。 大江戸 真蔵(おおえど しんぞう) 太一たちが通う中学校の2年生で寛蔵の従弟。園芸部の副部長だが以前はあまり部活に出ておらず幽霊部員のような状態だった。 受験のため引退した寛蔵から部長を引き継いでからは真面目に部活に出るようになったようである。 初登場時は言葉遣いが悪く不良として描かれたが、実際は責任感は強く、意外にも後輩の面倒見は良い。そのためか女子にモテる。 また、自分の育てた植物・作物への思い入れは強く、それを荒らされたりすると烈火の如く怒る。 実家は「大江戸花卉農園」という花を育てる農場を経営しており、将来は家業を継ぐために中学卒業後は寛蔵と同じ農業高校に進学する。 実家の農園をよく訪れる太一の母・さつきに憧れており、太一がさつきの子供だと知ったときはショックを受けていた。しかし気持ちは変わっていない様子。 自分に向けられる好意には鈍感のようで、華道部部長の寛蔵の妹に想いを寄せられているが全く気付いていない(それどころか避けられていると勘違いしている)。 華道部部長 太一たちが通う中学校の2年生で寛蔵の妹。華道部の部長を務めている。太一には「小江戸部長」と呼ばれた。 兄の寛蔵に三つ編みを足したような容姿をしており、真面目な性格なども兄にそっくりである。 従兄弟である真蔵に思いを寄せており彼のことは「シンちゃん」と呼んでいる。 意外にもミーハーな一面があり、人気タレントの城崎が中学に入学してくると知った時は他の華道部部員とともに大喜びしていた。 井倉 太一の同級生で同じ小学校出身。太一からは「イクラちゃん」と呼ばれているが本人は嫌がっている。 太一とは小学校時代ジャングルジムのてっぺんを取り合った仲らしい。 中学入学と同時にグレ始め何かと目立つ太一を一方的にライバル視しているが、太一は全く気にしていない。 何故か昭和のヤンキーをリスペクトしているらしく、果たし状で太一を呼び出すなどやることがかなり古い。 取り巻きが二人いるが昭和ヤンキーリスペクトについては呆れられている。 似たような立場の真蔵には頭が上がらず、不注意から花壇を踏んでしまった時は取り巻き二人と仲良く怒りが収まるまで土下座していた。 井倉の取り巻き ニット帽と刈り上げの二人組。 太一から井倉の過去を暴露された時は爆笑の余り笑い転げ「イクラちゃん」と呼ぶなどからかっていた。 井倉が不注意から真蔵の花壇を踏んでしまったことで巻き添えを受け、三人揃って土下座した。 塩原校長先生 太一たちが通う中学校の校長先生。園芸部と華道部の顧問を務めている。太一には「(ハゲ)ちゃびん」と呼ばれている。 校長室を日当たりが良いからという理由でまるっと温室にしてしまうほどの植物好き。 早々に太一に目をつけ入部届を渡したが、園芸部の大変さを知られたことで突き返されてしまう。しかし、しれっと名前を書かせてから受け取り入部させた。 実は太一の父・琳太の高校時代の担任で「天使の事情」第5巻にも1コマだけ登場している(当時は鬘着用)。 銀山 ミト リカコ先生の娘でかんなの幼馴染兼親友。おっとりした性格の美少女。 かんなのことが大好きで、彼女にくっついて園芸部に入部する。 園芸部前部長の真蔵の弟に好意を寄せられているが、本人は全く気付いておらず、同じスイミングスクールに通っていた知り合いという認識しかしていない。 最終巻の特別編では、太一の子供達が通う保育園の保母になっている。
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