青虫関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 14:15 UTC 版)
天狗岳 やまと(てんぐだけ やまと) 週刊少年青虫の看板作品である『あぶらげくん』の作者。 連載当初は熱意に溢れ漫画に対して真摯に取り組んでいたが、単行本累計がウン百万部に達したところで、ネットの評判を気にし過ぎるあまり原稿が描けなくなるスランプに陥る。 半年間もスランプを抜け出せないまま悩んでいたところ担当編集者の「軽く描けばいい」という言葉に流され、全ページを鉛筆のラフ描きにしたり、人物を「へのへのもへじ」にしたりと手抜き作品を作るようになっていく。 そんな手抜き作品でもなぜか読者人気が落ちることはなく、『あぶらげくん』は累計ウン千万部・アニメ化・ドラマ化・パチンコ化と大ヒットを飛ばし、一流作家の地位を不動のものとする。 山本 孫太郎虫(やまもと まごたろうむし) 週刊少年青虫にて累計発行部数5000万部を誇る『ごわごわくん』の作者。 青虫だけでなく赤虫・ワラジムシ・YOUNGコネガムシにも連載を持つ売れっ子漫画家であるが、人間性が最悪の性格破綻者であり嫁やアシスタントに暴言・暴力をふるったりすることが日常茶飯事。 アシスタントに「食事はカップラーメンのみ」「トイレは1日1回」「昼間の電気の使用禁止」など極端な経費削減を強要したりするドケチでもある。 2回目以降の登場では、作品の人気に陰りが見え連載作品は相次いで打ち切られ、メジャー雑誌はおろかマイナー雑誌ですら相手にされない扱いを受けるようになる。 日当 晴乃(ひあたり はるの) 『ざざ虫くん』の作者。 穏やかな性格であり、自分の作品を大学時代の漫画仲間に嫉妬混じりの批判や文句をつけられたりアシスタントが不真面目な態度をとっても温和に対応していた。 しかし『ざざ虫くん』が順調に人気作品になっていったにも関わらず 「自分の中ではいつまでたっても上手くならない」という創作に対する悩みから、ビルから投身自殺をして死んでしまう。 なお、作者の自殺後も『ざざ虫くん』はシリーズものとして何十本もの続編が作られており、20年後の世界においても、未だに新シリーズが作られ続けているほどの人気である。 晴山 ノイズ(はるやま ノイズ) 『低所得労働者くん』の作者。同作品は、アニメ化・ドラマ化・映画化と大ヒットを飛ばしている。 当初は、マイナー雑誌であるコミックひよけむしにて『貧乏くん』を連載していたが、異例中の異例でメジャー雑誌の青虫でも連載を持つようになる。 いずれの作品も社会の底辺の郷愁をさそう作風であるが、作者の晴山自身は資産家の息子であり「作品は全てうそんこで描いた」とTVのインタビューで語っている。 鈴木 三素(すずき さんそ) 『根菜コロシアム』の作者。 上記作品のヒットにより巨万の富を築いたが、キャバクラにハマってしまう。 キャバクラに早く行きたいがために背景が真っ白の手抜き原稿を作ったり、福利厚生費と称して何百万もの金を使うようになる。 一度は何百万も貢いだキャバ嬢に振られ傷心するが、めげずに別のキャバ嬢にアタックし続けている。 モデルとなった漫画家は鈴木みそではないと単行本4巻で作者が否定している。 逆元 ミズチ(さかもと ミズチ) 『ザリガニ』シリーズの作者。真面目で謙虚な人格者である。 シリーズ1作目の『ザリガニ大決戦』にて社会現象を起こすほどの爆発的なヒットを記録。 後に『ザリガニ大決戦外伝』『ザリガニスーパーバトル』『ザリガニ学園』『ザリガニ大戦G』『ザリガニ世紀末大戦』など、青虫から他誌に移籍しながら何十作もザリガニシリーズの続編を描き続ける。 しかし、ファンからは「1作目以外は全て駄作」「すっかり劣化している」「名作を汚している」と評価され人気はまったく出ていない。
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