闇のファイター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 06:51 UTC 版)
「ふたりはプリキュア」の記事における「闇のファイター」の解説
第1期でジャアクキングが敗れたあと、闇の洞窟内で黒い霧が凝縮して生まれた4人の闇のファイター。それぞれ、ボディスーツ、プロテクター、甲冑とマントを身にまとっている。『MH』からの登場。 ジャアクキングの復活が目的であり、その障害となる「光の園」のクイーンとプリキュアを排除すべく、クイーン復活のために「ハーティエル」集めをするプリキュアたちに襲いかかる。 第46話の最終決戦にて、ジャアクキングへの強固な忠誠心を貫いてプリキュアたちに挑むも、プリキュアたちの技である「プリキュア・マーブル・スクリュー・マックス・スパーク」の前に敗れ去るが、倒される寸前にプリキュアの「ハートフルコミューン」を破壊させることに成功した。 外見のモチーフは『三国志』の武将であり、4人の構成には「四天王」を参考にしているため 、一部書籍には彼らを指して「四天王」と表記する場合もあるが、作中で正式に用いられている呼称という訳ではない 。 サーキュラス 声 - 上別府仁資 闇のファイターの一員である男性で、白色の肌に金色の長髪が特徴。最初に登場した。一人称は「わたし」。 青色のボディスーツを着用しており、その上には白色のマントを身につけている。 騎士のように正々堂々の戦いを好むが、闇の世界の論理にも詳しいため、闇の理屈を他人に押しつける傲慢さは人一倍である。 無愛想で融通が効かない性格だが、次第に滑稽な一面もみせるようになり、ウラガノスとの会話が成り立たないことに憤って「人の話を最後まで聞け!」と注意するが、それでも聞いてもらえずに去って行くウラガノスを見送るのが日常化している。 シャイニールミナスに対しては強烈な憎悪の感情を抱いており、彼女のこととなると暴走気味になるほか、洋館の少年とひかりが接触する事態を極端に警戒している。 バルデス不在時は、闇のファイターのリーダー格であった。 ウラガノス 声 - 高木渉 闇のファイターの一員である巨体の男性で、赤色の肌に長いヒゲが特徴。2番目に登場した。一人称は「オレ」。 茶色のボディスーツを着用しており、その上には黄色のマントを身につけているほか、スキンヘッドの頭部には頭巾をかぶっている。 思いこみが激しく、周囲の話を聞かず猪突猛進に行動する傾向にあり、しばしば洋館の物を破壊してサーキュラスに幾度も注意されるが、一向に改善しようとしない。 プリキュアたちの前では残忍さをみせているが、洋館の少年をやさしく見守るなどの微笑ましい一面も多々ある。 戦闘面では肉体派で、体あたりなどの戦いが得意といった戦闘が多い反面、力の加減がかなり下手であり、その欠点は自分自身も苦悩している。 第46話では、自己を犠牲にしてサーキュラスとビブリスに戦果を譲ろうとするなど、仲間思いの一面をみせた。 のちの闇のファイターの一員の中では唯一『映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!』にて、ボトムの力によって復活を果たして再登場する。 ビブリス 声 - 小林愛 闇のファイターの一員である細身の女性で、桃色の肌に黄色のベリーショートヘアが特徴。3番目に登場した。一人称は「あたし」。 桃色のボディスーツを着用しており、その上には紫色のマントを身につけている。 残虐かつ冷酷な自信家であり、詭弁を弄してプリキュアたちを苦戦させる策略家でもある。 基本的に硬派な性格であるが、好物のイチゴを食べられて怒りをかみ締めたり、ビリヤードの順番をまちがったことを謝らないなど、短気な性格かつ大人気ない一面をみせることもある。 洋館の少年に対してはやさしく接しているが、少年が気にするひかりに対しては激しい憎悪をむけている。 ウラガノスの拳を片手でうけ止める力をもち、身軽で素早い戦闘が得意としている。また、手から強力な破壊弾を放つこともできる。 バルデス 声 - 小野健一 闇のファイターの一員である長身の男性で、長い顎に七三分けにした髪が特徴。最後に登場した。一人称は「わたし」。 灰色のボディスーツを着用しており、その上には黒色のマントを身につけている。 その正体はジャアクキングそのものにして、闇のファイターの一員として潜んでいた仮の姿と名。 闇のファイターの中で最強の戦士であり、4人をまとめるリーダー格でもある。また、ジャアクキングの「いのち」(洋館の少年)の成長を見届ける者と称している。 知識量や洞察力が優れており、ひかりをクイーンの「いのち」だと見抜くだけでなく、「ハーティエル」のことも知っている。また、洋館の少年とひかりの相互の接近・変化にも注目していた。 戦闘能力は非常に高く、プリキュア全員を圧倒し、気をつよめるだけで地割れをおこしたり、手から強力な破壊光線を放つこともできる。また、プリキュアたちの技である「プリキュア・マーブル・スクリュー・マックス」をも無効化にできる。 第12話で初登場し、第22話、第23話でプリキュアたちに挑むが、新しい力を得たプリキュアたちの「プリキュア・マーブル・スクリュー・マックス・スパーク」をうけて致命傷を負うが、第31話にて強化する形で復活した。
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