ハーティエル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 06:51 UTC 版)
『MH』に登場する12人の小さな妖精。光のクイーンの「意志」が12に分かれて顕現した存在。 発見後しばらくなぎさたちと行動をともにするが、ひかりの成長を見届けるなど目的を果たすと、クイーンのこころの在り処とされる「クイーンチェアレクト」に入り、宝石のような形になって納まる。 シークン 声 - 永野愛 ハーティエルの1人目。彼女の司る志は「探究」。語尾に「ですぅ」が付く。 ほかのハーティエルたちが発見されてすぐチェアレクトに戻ったのに対し、彼女は探求能力ゆえ最後まで外に出て残りのハーティエルを探していたため、ポルンやルルン同様、ひかりの身近なパートナーの1人として活躍した。 チェアレクトに収まったほかのハーティエルを必要に応じて呼び出すことができる。レギュラーキャラクターとしても活躍した。 パション 声 - 菊池こころ ハーティエルの2人目。彼の司る志は「情熱」。初登場は第6話で、ひかりたちの前に現れたのは第7話。熱い少年である。 ひかりがポルンを叱った時に初めて見せた激しい感情や、タコカフェをウラガノスの攻撃から守るときに発揮した情熱などに対応。 ハーモニン 声 - 仙台エリ ハーティエルの3人目。彼女の司る志は「調和」。語尾は「わん」。第9話で初登場。 デパートの小物売り場のオルゴールの中で眠っていた。 孤独を感じていたひかり、なぎさ、ほのかとのあいだに調和が生まれたことに対応。 ピュアン 声 - 小松里歌 ハーティエルの4人目。彼女の司る志は「純真」。第13話で初登場。 素直でピュアなこころのもち主なだけあって、すぐ感動する感動屋。 ひかりが初めて同年代の親友として奈緒・美羽との純粋な友情を育んだことに対応。 インテリジェン 声 - 小林麻由子 ハーティエルの5人目。彼女の司る志は「知性」。第16話でひかりの知性の芽生えに対応し登場、知恵の書を託された。 理知的なほのかを気に入っている一方、なぎさに対しては冷淡な態度を取ることが多いなど、ほかのハーティエルと比べて人によって態度を変える人間くさい描写が多い。ただし、最終的にはなぎさの勇気を認めている。 第22話以降で何度かプリキュアとシャイニールミナスに知恵を授けているが、唐突にあらわれては彼女たちを驚かせている。 ウィシュン 声 - 埴岡由紀子 ハーティエルの6人目。彼女の司る志は「真実」。「真実が近づいています〜!」が口癖。第20話で初登場。 引っ込み思案な性格で、もじもじした口調でしゃべる。 真実に対して敏感で、第21話でのひかりと少年の出会いを予知しており、さらに第35話で京都でひかりと少年が再会することを予知するなど、両者の関係の真相こそ知らずとも、重要な真実に関わるものだと感知していた。 ホープン 声 - 沼田祐介 ハーティエルの7人目。彼の司る志は「希望」。第25話で初登場。 前向きな性格の男の子で、自信をなくしかけていたひかりがなぎさとともに希望を取り戻したことに対応。 前向きに取り組む人を見ると応援したくなってしまう。 ブレイブン 声 - 安達まり ハーティエルの8人目。彼女の司る志は「勇敢」。第31話で初登場。 勇気ある行動力をもつ人が好きで、ひかりがルルンを守る自覚をもつことに主に対応。また、なぎさが藤村を励ますことに対応。 なお、このころからハーティエル出現とひかりの成長の対応関係が曖昧になり、代わってなぎさの成長の象徴となるケースがでてくる。 プロスン 声 - 天田真人 ハーティエルの9人目。彼の司る志は「繁栄」。語尾は「だな」。第34話で初登場。 のんびり屋で食いしん坊な性格の男の子。ナスのような果物を食べている。12名の中で最も太っている。 余りに暢気なため、シークンに怒られることもある。 ハピネン 声 - 石毛佐和 ハーティエルの10人目。彼女の司る志は「幸福」。第37話で初登場。 みんなの幸福の道を探すのが好きで、しあわせな場面を見ると喜ぶ。 音符のような髪型が特徴。 ラブラン 声 - 壱智村小真 ハーティエルの11人目。彼女の司る志は「愛」。第41話で初登場。 頭の両サイドのハート型の髪型が特徴的。愛について熱い思いをもつロマンチスト。 ひかりの成長よりも、なぎさが藤村に想いを告白することに呼応していた。 エターナルン 声 - 水沢史絵 ハーティエルの12人目。彼の司る志は「永遠」。第45話で数分だけ登場。 ウサギの耳のように束ねたターバンが特徴。 すべてのハーティエルが揃ったことでなぎさ、ほのか、ひかりの友情の絆が永遠のものになったと仄めかし、すぐに「チェアレクト」へと入った。
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