パション
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『パション』(英語: Pasyon, スペイン語: Pasión)は、フィリピンで作られて詠唱される長編のキリスト受難詩[1][2]。イエス・キリストの受難の生涯を中心に描く[1]。フィリピンでは18世紀から四旬節[3]にパションが詠唱されるようになり、フィリピンのキリスト教の特徴の一つとなっている[1]。
- ^ a b c d e 池端雪浦「パション」『改訂新版 世界大百科事典』平凡社、コトバンク。
- ^ 寺田勇文「フィリンピンのキリスト教」『岩波キリスト教辞典』岩波書店、2002年、950頁。
- ^ キリスト教で1年の内もっとも重要な行事である復活祭(イースター)の前の期間。
- ^ 鈴木静夫『物語 フィリピンの歴史』中公新書、中央公論新社、1997年、4頁。
- ^ a b c Francis C. Macansantos, Priscilla S. Macansantos "Literature in the Spanish Colonial Period" National Commission for Culture and the Arts. 2022年10月12日閲覧。
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