関西地区の木曜19時台における『プレバト!!』一強状態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 04:13 UTC 版)
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@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}MBS制作の『プレバト!!』(TBS系列)が放送されている木曜19時台では、主婦層が『得する人損する人』(日本テレビ)、若年層が『VS嵐』(フジテレビ)を視聴する傾向が2016年頃まで定着。放送開始から10年以上経過していた『いきなり!黄金伝説』(テレビ朝日)と、2012年10月から放送を開始した『プレバト』(タイトルは当時の表記)の視聴率は、制作陣の想定を大きく下回っていた[要出典]。 『プレバト』では以上の状況を踏まえて、「漢字書き順トーナメント」を皮切りに、「年代やキャリアを問わず、芸能人の才能を『査定員』(専門家)がランキング方式で査定する」というカルチャースクール風の企画を開始。TBSとの共同制作による特別番組として始まった経緯から、レギュラー化以降もTBSの女性アナウンサーが務めていたアシスタントも、2015年4月以降は自社(MBS)の女性アナウンサーによる「(本社のある大阪から収録スタジオのある東京への)日帰り出張」で賄うようになった。このようなリニューアルが功を奏して、中年層を中心に視聴率が徐々に上昇した。MBSの放送対象地域である関西地区ではその傾向が顕著で、2015年頃から週間視聴率ランキングに登場。2018年頃からは、(一部の期間を除いて)放送週に常時15%以上を記録するようになった。TBSの放送対象地域である関東地区でも、2017年頃から視聴率が2桁に乗り始めたばかりか、『VS嵐』と互角の勝負を展開している[要出典]。 このように視聴率競争の構図が一変したことを受けて、テレビ朝日では、15年間にわたって放送してきた『黄金伝説』を2018年の10月から『くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館』に変更。日本テレビでも『得する人損する人』を2018年9月で終了させた後に、翌10月から『THE突破ファイル』の放送を開始した。『THE突破ファイル』では、MCに内村光良とサンドウィッチマン、出演者に「お笑い第七世代」(ハナコやEXITなど)を起用するなど、若い世代からの好感度が高いキャストで『プレバト』に対抗。「再現VTRに力を入れる」「クイズ仕立てで映像を流す」といった演出と相まって、『プレバト!!』と『VS嵐』の視聴者層の間の世代(ファミリー層)から一定の支持を得ている。一方の『ハナタカ!優越館』では、関東地区での視聴率が2桁に乗る週があるものの、同時間帯における民放4位に甘んじることが多かった[要出典]。 関西地区における『プレバト』一強状態は、2020年以降も継続。同年4月9日放送分の「春の3時間スペシャル」で過去最高の19.7%を記録したほか、2021年3月25日放送分「春の3時間スペシャル」では、視聴率18.1%で当該週における週間視聴率ランキングのトップに立った。その一方で、テレビ朝日では2021年の10月改編を前に、『ハナタカ!優越館』を9月16日放送分で終了。翌週(9月23日)から『ウラ撮れちゃいました』をレギュラーで編成している[要出典]。
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