関西地区の場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 06:27 UTC 版)
国鉄時代には電車線に「急行」と称して、現在の「快速」に相当する速達列車が運行されていた。「急行電車」、略して「急電」と呼ばれ、急行料金を徴収する「急行列車」とは異なるサービスであった。阪和線には特急料金不要の「特急電車」も設定されていた。 しかし、153系電車が急行列車に投入されるようになると、紛らわしいことから、1958年10月のダイヤ改正で阪和線や京阪神地区の「急行(電車)」が「快速(電車)」に改称された。これに伴い、京阪神地区では中距離の「普通(列車)」と近距離の「急行(電車)」が統合され、快速運転区間は「快速」、各駅に停車する区間は「普通」と案内されるようになった。 ただし、221系電車の登場以前には「快速」・「普通」ともに種別が表示できず行先のみを表示していた。221系以降に製造された車両では、快速運転区間は「快速」(黒地にオレンジ)、各駅停車区間は「普通」(黒地に白)と表示されている。
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