長沢松平家
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長沢松平家（ながさわまつだいらけ）は、松平氏の庶流。十八松平のひとつ。
- ^ 松田敬之 2015, p. 689.
- ^ 子孫、幕臣500石。
- ^ 別名に親直。
- ^ 別名に忠甫。
- ^ 本家相続。母親は康忠の娘。ただし浪人。
- ^ 徳川家康七男。
- ^ 徳川家康六男。
- ^ 御家再興の嘆願書を江戸城大手門にわざと落として問題化させ、御家再興に成功した。ただし知行俸禄は無し。
- ^ 大河内秀綱次男。
- ^ 交代寄合松平郷松平家・松平尚澄三男。
- ^ 十人扶持
- ^ 講武所出仕。切米300俵→配地300石
- ^ 通称は平右衛門。文禄4年（1595年）6月18日卒。墓は岡崎市岩津町の妙心寺。
- ^ 通称は八兵衛。文禄2年（1593年）4月17日卒。墓は妙心寺。
- ^ 右京
- ^ 通称は甚兵衛（以降三代にわたり甚兵衛を称す）、筑後守、源心。越後高田藩の松平忠輝家臣として清崎城代1万6千5百石。寛永5年（1628年）5月17日卒。墓は新宿区四谷の西迎寺。
- ^ 甚五兵衛
- ^ 甚兵衛、孫三郎、筑後守、源雪。信宗の遺領を継ぐ。正保2年（1645年）11月15日卒。
- ^ 長澤。通称は平右衛門。
- ^ 甚兵衛、孫三郎。室は松平正直の娘。寛文11年（1671年）3月17日卒。
- ^ 通称は五郎左衛門。貞享4年（1685年）6月25日卒。墓は前橋市の大連寺
- ^ 通称・仙之助、孫三郎。元禄8年（1695年）8月11日卒。
- ^ 甚之丞、左近。元禄元年（1688年）9月29日卒。
- ^ 通称・小大夫（以降、子孫も小大夫を称す）。寛保2年（1742年）11月5日卒。墓所：姫路市の善導寺。
- ^ 千之助、源七郎。元禄14年（1701年）8月10日卒。
- ^ 孫次郎、甚兵衛。室は大久保忠行の娘。享保10年（1725年）1月26日卒。
- ^ 通称・平一郎。
- ^ 安永9年（1780年）9月10日卒。墓所・善導寺
- ^ 勘太郎。室は小笠原常春の娘。安永5年（1776年）7月17日卒）。
- ^ 天明6年（1785年）10月28日卒。墓所・善導寺。
- ^ 根岸五衛門成巴二男。文化14年（1817年）3月8日卒。墓所・善導寺。
- ^ 稲次郎、三十郎、大蔵。造酒正、飛騨守。
- ^ 鳥山大七郎允陳二男。元治元年（1864年）4月6日卒。墓所・善導寺。
- ^ 天保14年（1843年）6月28日卒。墓所・善導寺。
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「長沢松平家」の続きの解説一覧
- 1 長沢松平家とは
- 2 長沢松平家の概要
- 3 概要
- 4 大河内松平家
長沢松平家
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音羽町西部に位置する長沢は、戦国時代には長沢松平家（松平氏の分家）の所領となった。一族の祖は松平信光（松平氏第3代当主）の子・親則で、長沢城を居城とした。第8代当主松平康直（松平康忠の子）は早世し、その養子松千代（徳川家康の七男）も幼くして死亡した。同じく康直の養子となった松千代の同母兄である松平忠輝（家康の六男）は1616年、徳川秀忠から改易を命ぜられる。これをもって長沢松平家は一旦断絶した。 康忠はこれに先立ち、娘と松平忠直との間に生まれた直信を自分の養子とすることにより、一応血筋を残していた。その後も一族は幕府に対して御家再興を幾度も求めたが、埒が明かなかった。しかし直信の孫・親孝が申上書を江戸城の大手門前に放置するという挙に出たことを契機として、ようやく長沢松平家を再び認知する特許が下された。再興後は碧海郡中根村に土地を与えられたが、先祖累代の所領である長沢の地への換地を願い出て、認められた。
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