蓮姫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 23:07 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動蓮姫(れんひめ、天正10年(1582年) - 慶安5年7月21日(1652年8月24日)は、久留米藩初代藩主・有馬豊氏の正室。長沢松平家第9代当主・松平康直の娘であり、徳川家康の養女として有馬家に嫁いだ。連姫とも表記される(#表記節参照)。
表記
『幕府祚胤伝』では「御養女 蓮姫君」と表記されている[1]。
生涯
長沢松平家第9代当主・松平康直の長女として生まれる[2]。母は本多広孝の娘[2]。
『寛政重修諸家譜』によれば、慶長5年(1600年)6月に徳川家康の養女となって「連姫」を称し[2]、有馬豊氏に嫁いだ[2]。このとき、筑後国内に化粧料として7000石が与えられた[2]。
家康の養女になった時期・婚姻の時期について、『幕府祚胤伝』では慶長7年7月17日に三田藩主有馬則頼が死去し、福知山藩6万石の大名であった豊氏が父の遺領2万石を加増された際、蓮姫が家康の養女として豊氏に嫁いだとする[1]。『幕府祚胤伝』によれば、本多忠勝と家康側室の阿茶局(飯田氏・一位局・雲光院)が婚儀をつかさどった[1]。
慶安5年(1652年)7月21日に死去[1]。渋谷の祥雲寺に葬られた[1]。法名は長寿院普光宗照大姉[2]。
系譜
『寛政譜』によれば、父の松平康直の母(松平康忠の正室、矢田姫)は、松平広忠の娘[3][2]。このため蓮姫は徳川家康の従姪にあたる。
子女
脚注
注釈
出典
参考文献
- 『徳川・松平一族の事典』
- 『徳川諸家系譜 第二』(八木書店、 1974年)
- 『寛政重修諸家譜』巻第四十
- 『寛政重修諸家譜 第一輯』(国民図書、1922年) NDLJP:1082717/113
- 『新訂寛政重修諸家譜 第一』(続群書類従刊行会)
蓮姫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 08:02 UTC 版)
「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-の登場人物」の記事における「蓮姫」の解説
春香(チュニャン) 声 - 伊藤静 蓮姫に住む少女。男勝りで勝気な性格。母親を殺した領主のことが大嫌いで、暗行御史が来るのを待っていた。領主との戦いでは、苦戦を強いられた小狼を鏡を使った秘術で助ける。ピッフル国のドラゴンフライレーサーは異世界の同一人物。 初出は『新・春香伝』の同名人物。 春香の母 / チェニャン 声 - 山口由里子 高麗国でも指折りの秘術師(シンバン)。薬作りに長けている。秘妖と同等の実力者だったが、民衆を虐げる今の領主に立ち向かって戦い、彼に殺される。名前は不明、オモニは朝鮮語で「母親」を意味する。 初出は『新・春香伝』の明華(ミョンファ)。 領主(リャンバン) / タンバル 声 - 大塚周夫 蓮姫を治める領主。元は流れの秘術師だったが、1年前に桜の羽根を手に入れたことで得た強大な力を使い、時の領主を追い出した。春香の母親を殺した張本人。息子とともに小狼との戦いで負け、秘妖の国に連れて行かれた(アニメ版ではその後キィシムに殺される)。ピッフル国のドラゴンフライレーサー、ラゴスタ号船長は異世界の同一人物。 本作のオリジナルキャラクター。なお、『新・春香伝』の両班は全くの別人である。 領主の息子 / ブルガル 声 - 梅津秀行 父の秘術と権力を利用して、民衆に理不尽な暴力を繰り返していたが、小狼との戦いの後に秘妖の国に連れて行かれた。アニメ二期では羽根の力で秘妖の国を乗っ取る。ピッフル国のドラゴンフライレーサーは異世界の同一人物。 本作のオリジナルキャラクター。父と同様、『新・春香伝』の両班の息子は全くの別人である。 秘妖(キイシム) 声 - 勝生真沙子 秘術師と同様に秘術を使える一族の中で、特に強い力を持つ女性(アニメでは秘妖の女王)。高麗国では正に最強。過去に、春香の母と戦ったこともある。現領主により、秘術が込められた石で操られていたが、黒鋼によって自由になる。その後、領主とその息子を秘妖の国へ連れ去った。 初出はアニメ版『魔法騎士レイアース』のデボネア。
※この「蓮姫」の解説は、「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-の登場人物」の解説の一部です。
「蓮姫」を含む「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-の登場人物」の記事については、「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-の登場人物」の概要を参照ください。
- >> 「蓮姫」を含む用語の索引
- 蓮姫のページへのリンク