鋸 (重要文化財工第922号)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/01/25 13:23 UTC 版)
本項で解説する鋸（のこぎり）は、奈良県の法隆寺に伝来した、奈良時代・8世紀頃のものとされる大工道具。東京都台東区にある東京国立博物館に保管される（独立行政法人国立文化財機構の所有）。同博物館に保管される法隆寺献納宝物の一つであり（列品番号N-141）[1]、伝世品としては日本最古の鋸である[2]。1959年に国の重要文化財に指定されている（台帳・指定書番号は工第922号）[3][4]。
- ^ a b 『東京国立博物館 - 展示 法隆寺献納宝物(法隆寺宝物館) 木・漆工－武器・武具 作品リスト』東京国立博物館ホームページ
- ^ a b 『竹中大工道具館 | 鋸の発達史』株式会社竹中工務店竹中大工道具館ホームページ
- ^ a b 昭和34年文化財保護委員会告示第31号
- ^ a b 鋸 - 国指定文化財等データベース（文化庁）、2017年7月18日閲覧。
- ^ a b c d e f 「重要文化財」編纂委員会『新指定重要文化財 : 解説版.4（工芸品1）』毎日新聞社出版、1981年、283頁
- ^ 星野欣也『「法隆寺献納宝物の鋸と鎌について－機能面からの一考察－」MUSEUM（東京国立博物館研究誌）第485巻』東京国立博物館出版、1991年
- ^ a b 伊藤実『古代の鋸 -異形の道具・のこぎり-』平成27年度ひろしまの遺跡を語る（2016.1.23） 鉄の古代史‐ひろしまの鉄の歴史‐講演資料
- ^ a b 東京国立博物館所蔵『鋸』 - e国宝
[続きの解説]
「鋸 (重要文化財工第922号)」の続きの解説一覧
- 1 鋸 (重要文化財工第922号)とは
- 2 鋸 (重要文化財工第922号)の概要
- 3 関連項目
「鋸 (重要文化財工第922号)」の例文・使い方・用例・文例
- 彼は丸鋸で指を切断した。
- ジグソーとは糸鋸の事で、名前の由来はそこからきているの。
- 彼は暖炉用に丸太を鋸で切った。
- 鋸歯状の
- 鋸の目を立てる
- 鋸の目立てをする
- 鋸で木を挽く
- 鋸の歯
- 機械鋸
- 円盤鋸
- 鉉掛鋸
- （鋸歯状の部品または歯車について使用され）連結されて相互に作用している
- 歯の縁を鋸歯状にする
- 鋸引きによって倒す
- 長い鋸付きののこぎり
- ナイフのような巨大な鋸歯状の歯を持つ大型肉食二足歩行恐竜
- 両手用の横引き鋸
- 小鈍鋸歯状の葉
- 細かく鋸歯状にされる
- 後翅の下側にコンマの形の斑紋がある前翅の縁が鋸歯状になっているヒオドシチョウ属の蝶
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