鋲とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 建設 > 建材 > > の意味・解説 

びょう〔ビヤウ〕【×鋲】

読み方:びょう

頭部笠形のものがついている装飾もかねる釘。

押しピン画鋲。「写真を—で止める

リベット。「鉄板に—を打ち込む

靴の本底に打つ金具。「—靴」

[補説] 「鋲」は国字


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/15 06:03 UTC 版)

(びょう)とは、金属製の留め具の一種。スタッドともいう。例外的に金属製でないものもある。なお、「」という文字は日本で形声によって生み出された国字である[1]

日本において鋲留め技法の伝来は、律令時代に伝わった鉄より早く、古墳時代短甲(鉄製甲冑)に見られる(詳細は「短甲」を参照)。

種類

画鋲
先端が針状に尖っており、ポスターなどの掲示物などを壁などに固定するための留め具。
リベット
複数枚の金属板などを固定するための留め具。
割鋲
先端が左右に開くようになっており、文書を仮綴じするための留め具。
螺旋鋲
ねじと同じ。
鳩目鋲(はとめびょう)
中央に穴が開いており、鳩目パンチ(ハトメパンチ)で固定する留め具。複数の物品を接合する目的ではなく、何かを通す穴の補強の目的の場合は、鳩目鋲ではなくハトメと呼ばれる。詳細はグロメットを参照。
底鋲
バッグの底部に取り付けられる鋲。バッグを地面などに置いた際に直接地面などに触れることで汚れないようにするためのもの。
道路鋲
道路のセンターライン中央分離帯・カーブ・横断歩道踏切などの路面に設置される突起物で、視認性を高めたり乗り越えを未然に防いだりするために設置されるもの。反射板を持つものはキャッツアイ、大型で細長いものはチャッターバーのほか、自発光式のものもある。
太鼓鋲(たいこびょう)[2]
頭部が半球状の鋲。留め具より装飾具として多く用いられる。鐶甲鋲(かんこうびょう)とも称される。

ギャラリー

脚注

  1. ^ 沖森卓也ほか『図解 日本の文字』三省堂、2011年、52頁
  2. ^ "太鼓鋲". 精選版 日本国語大辞典、デジタル大辞泉. コトバンクより2023年12月15日閲覧

関連項目


鋲(びょう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 07:13 UTC 版)

包丁」の記事における「鋲(びょう)」の解説

中子/茎(なかご)を柄に固定するために打ち込まれる留め具英語名は "rivet"。外来語では「リベット」。

※この「鋲(びょう)」の解説は、「包丁」の解説の一部です。
「鋲(びょう)」を含む「包丁」の記事については、「包丁」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「鋲」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 02:16 UTC 版)

発音(?)

熟語


※ご利用のPCやブラウザにより、漢字が正常に表示されない場合がございます。
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence. Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.

「鋲」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



鋲と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「鋲」の関連用語

鋲のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



鋲のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの鋲 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの包丁 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
漢字辞典
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence.
Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Distributed under the Terms of Use in http://www.unicode.org/copyright.html.
Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS