銃・火砲
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「第二次世界大戦下のルーマニア」の記事における「銃・火砲」の解説
銃火器製造国数解説ライフル銃vz. 24 チェコスロバキア 445,640+ ルーマニア軍が700,000丁を発注し、1943年中頃までに445,640丁を納入 短機関銃ベレッタモデル38 イタリア王国 5,000 1941年に5,000丁が発注され、1942年中に納入。 オリタM1941 ルーマニア王国 不明 (10,000+) 1943年からルーマニア軍で使用され、1942年10月時点では月に666丁生産されていた。 MP40 ナチス・ドイツ 不明 ドイツが提供 機関銃ZB vz. 30 チェコスロバキア ルーマニア王国 28,000 チェコスロバキアから18,000丁を輸入、残りの10,000丁は国内のクジルで製造、1942年10月の時点で月に250丁生産されていた。 ZB-53 チェコスロバキア 5,500 5,500丁を購入、1941年に3,500丁、1943年に2,000丁を納入。 オチキスM1929 フランス第三共和政 200 200丁を発注し、フランス陥落前に全て納入。 迫撃砲ブラントミレー1935 ルーマニア王国 フランス第三共和政 300+ 125門はフランスから輸入、175門以上はブラショヴの工場で製造、1942年10月の時点で月に26門生産されていた。 ブラントミレー27/31 ルーマニア王国 フランス第三共和政 1,188+ 188門はフランスから輸入、410門以上はブラショヴの工場で製造、1942年10月の時点で月に30門生産されていた(このような追撃砲は、1943年中頃までにルーマニアで1,000門以上が製造された)。 M1938 ルーマニア王国 ソビエト連邦 不明 (数百) ソ連製を入手し、リバースエンジニアリングによって国内のレシツァの工場で製造。1942年10月の時点で月に80門生産されていた。 高射砲2 cm flak ナチス・ドイツ 300 1940年9月に300門を発注、1941年5月より納入、「グストロフ」として知られる。 20 mm エリコン スイス 45 ドイツから45門を購入。 25 mm オチキス フランス第三共和政 72 300門を発注したが、フランス陥落のため72門のみ納入。 3.7 cm flak ルーマニア王国 ナチス・ドイツ 360 1938年より360門が製造、1941年5月までに102門が納入、1942年10月の時点で月に6門生産されていた。 40 mm ボフォース スウェーデン 54 ドイツから54門を購入。 75 mm ヴィッカース ルーマニア王国 イギリス 200 200門が製造、1941年中頃までに100門が納入、1941年7月に残り100門が納入。1942年10月の時点で月に5門生産されていた。 対戦車砲25 mm オチキス フランス第三共和政 不明 納入数不明。 37 mm ボフォース スウェーデン ポーランド 669 669門をドイツから購入(もとはポーランド所有)。1941年時点で最も使われていた対戦車砲であった。 45 mm M1942 ソビエト連邦 不明 ソ連から奪取。大戦後半には4門が使われていた。 47 mm ボーラー オーストリア連邦国 イタリア王国 820 オーストリアで545門が、イタリアで275門が製造。全てドイツから購入。 47 mm シュナイダー ルーマニア王国 フランス第三共和政 300+ フランスから160門を購入、140門以上をプロイェシュティで製造。1942年10月の時点で月に14門生産されていた。 50 mm Pak 38 ナチス・ドイツ 110 ソ連のT-20を改修したもの。 75 mm Pak 40 ナチス・ドイツ 不明 大戦の後半においては各対戦車小隊が3門を持って、ルーマニア国産の75 mm レシツァモデル 1943と入れ替えて用いられた。 75 mm レシツァ ルーマニア王国 375+ いくつかの外国モデルを組み合わせたもので、レシツァで210門、ブラショヴで120門、プロイェシュティで42門、試作品3門が製造された。 野戦砲100 mm シュコダ チェコスロバキア ルーマニア王国 500 1930年代中頃にチェコスロバキアから248門を購入、1940年から41年にかけてドイツから252門を購入。銃砲身はルーマニアで製造された。 105 mm シュナイダー フランス第三共和政 144 180門が発注されたが、フランス陥落のため144門のみが納入。 150 mm シュコダ チェコスロバキア ルーマニア王国 180 1936年から1939年にかけてチェコスロバキアから180門を購入。銃砲身はルーマニアで製造された。
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