鉄神帝国ノイエ・ネマトーダ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/04 07:52 UTC 版)
「冥王計画ゼオライマーΩ」の記事における「鉄神帝国ノイエ・ネマトーダ」の解説
総統ネマトーダ ノイエ・ネマトーダの総統。築嶋真沙希と同じ姿で同じ資格を持つ。姿を似せた合成人間に若槻魔沙樹の記憶をダウンロードさせた存在。 ルギウス ノイエ・ネマトーダの将軍、32歳。旧ネマトーダの将軍リンガムの嫡長子。 転生体の動向を探るべく、変装して「秋津マサキ」として私立如月学園に潜入。真沙希に破れたことにより、執念深く彼を狙うようになる。25年前のネマトーダ要塞にてゼオライマーを目撃している。 プライドが高く、驚異的な力を持つとはいえ基本的にはFクラス鉄神でしかないXダイバーと対峙する際、自身もわざわざFクラスのメレアグロスを駆るなど正々堂々とした戦いを好む。卑劣な行為を嫌っている為に、ドーズの捕虜に対する陵辱行為には反駁した。 父やゴルシードを尊敬しているが、その父が総統を裏切って若槻にネマトーダを売り渡したことや、それを咎められてゴルシードに粛清された事実については、一切知らない。 トーア ルギウスに従う女性型人造人間(ガイノイド)。その姿は25年前に死に別れたルギウスの姉ルーサの姿を模している。 その造りは人間とほとんど変わらず、完成度は極めて高い。 ドーズ ノイエ・ネマトーダの将軍、35歳。 下劣な人物だが、真沙希や美久の未知数の危険性に目を付け、確認を行うなどそれなりに頭は働く模様。 あまり出自もよくはないようで、生え抜きのエリートであるルギウスを「ボンボン」と呼んで嫌い抜いている。 次元ジョイントの確認という名目で、それ以前に行なった外部スキャンで次元ジョイントが無いことが分かっていながらわざわざ真沙希の目の前で美久を凌辱し、機械により処女を喪失させる。その結果、真沙希の怒りに反応したXダイバーの力を覚醒させてしまい、自らは半身を消し炭にされる。 その後は生命維持装置に接続されて生き長らえ、Xダイバーへの復讐を決意し、失った半身を機械化(本人曰く「アレ(クローン再生処置)は時間が掛かり過ぎる。」とのこと)しサイボーグとなって、その時を虎視眈々と狙っている。 キモン ノイエ・ネマトーダの将軍、27歳。 チャイナドレスに似た衣装を纏う妖艶な美女。冷酷かつ残忍な性格。部下によれば言い訳が通じないらしい。後述の洗脳による作戦が失敗した際担当の部下を折檻していたが全く無関係のグライフェンとギャッゾの損失についても叱責していた。 Xダイバーの能力を目の当たりにし「正面きっての戦いは得策ではない」と判断、美久に想いを寄せる良憲を利用してXダイバーを葬ろうと画策し、そのために自身の部下を美久達の学校に潜入させた。また、美久が次元ジョイント確認の名目で凌辱された際の映像データを部下に渡していたが、それを部下が実際に使用したことには「えげつない」と感嘆していた。 イスラメイ ノイエ・ネマトーダの将軍。 年端もいかない少女であるが、ノイエ・ネマトーダ総帥の肝いりであるらしい。感情の起伏が少ないのか表情を変えることがほとんどないが、時折発する言葉には重要なキーワードが見え隠れする。総帥からは「まだ互換性が完全ではない」と言われていたが、真沙希の前で「総統閣下」と感情を露わにした。美久と同じく次元ジョイントを体内に持ち、高次融合体として作られた合成人間。真沙希に命令されれば、「あんなこと」や「こんなこと」もするらしい。 ワイゼッカー ノイエ・ネマトーダの将軍、38歳。 いかにも軍人と言った容貌の男。メレクの鉾の重要性に気付き乗機クリフォトでXダイバーを圧倒、搭乗者である真沙希を死に追いやるも超次元システムが再起動しその姿を現したゼオライマーXに敗退、引きずり出されたコクピットブロックごと握り潰され死亡。 マルキオン ノイエ・ネマトーダの大賢者と呼ばれる現場責任者、64歳。 普段は姿を現さないノイエ・ネマトーダ総統の命令を伝える役割を持ち、自身も優秀な科学者である。 前作の登場人物・氷室遼三の記憶を引き継いだ合成人間。氷室遼三としての記憶は封印されていたが、妻であり娘であった氷室美久の転生体である渡瀬美久と接することで記憶の封印が解ける。
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