都07系統(グリーンスター)
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「都営バス江東営業所」の記事における「都07系統(グリーンスター)」の解説
葛西営業所時代の都07 (V-D206)現在除籍済。 都07 (L-L101)現在除籍済。 昔は低公害車も充当された。(L-B646)現在除籍済。 路線図 都07・東20・22の経路(都07は青) (都電38→錦14→) 都07:錦糸町駅 - 亀戸駅通り - 西大島駅 - 境川 - 東陽町駅 - 木場駅 - 門前仲町 都07:錦糸町駅 - 亀戸駅通り - 西大島駅 - 境川 - 東陽町駅 (出入庫)1972年(昭和47年)11月12日:都電38系統錦糸堀車庫前 - 境川 - 日本橋(代替時には門前仲町までに短縮済み)の代替系統として、錦14系統錦糸町駅 - 第一大島小(現・西大島駅) - 境川 - 東陽町駅 - 門前仲町線が開業、葛西営業所(現:江戸川営業所)の担当となる。 1992年(平成4年)3月31日:都市新バス化され、系統番号を都07に変更する。 2003年(平成15年)4月1日:江東営業所との共管となる。 2004年(平成16年)3月28日:江戸川営業所との共管を解消し、江東営業所の単独所管となる。 錦糸町駅を起点として京葉道路を走行、亀戸駅通りから明治通りに入り、日曹橋から永代通りを経由して門前仲町に至る、江東営業所の主力路線のひとつである。1日当たりの輸送人員数は、全都バス系統中1位である。都電第7次撤去により廃止された38系統(錦糸堀車庫前 - 門前仲町 - 日本橋)の代替バス錦14系統として1972年11月に運行を開始した。永代通り上の東陽町駅 - 門前仲町間は東西線と並行している。沿線には深川不動堂(不動尊前)や富岡八幡宮など、江戸時代から多くの参詣客を集める寺社がある。富岡八幡宮においては夏に3年に1度、例大祭が行われ、実施時は永代通りで交通規制されるため、運転区間を錦糸町駅 - 木場駅に変更のうえ運行される。 錦14系統の開設までは都電38系統が当地域における重要な交通手段であったが、東京都の都電撤去の方針に伴い、まず1971年(昭和46年)の第6次撤去で日本橋 - 門前仲町間を短縮し、翌年には代替バスとして錦14系統が設定された。当初は葛西営業所担当で、後に境川操車場までの区間便や葛西車庫への出入便が設定される。葛西営業所はこの路線を主に受け持つために開設された車庫であり、2004年に江戸川営業所へと改称されるまでは江東区内が主な営業範囲だった。 1992年3月31日には錦14系統が都市新バス化のうえ都07系統「グリーンスター」に生まれ変わった。白鳥座と天の川をイメージしたヘッドマークが取り付けられ、方向幕を青に変更、車両のグレードアップやバスロケを導入するなどして、バスを利用しやすい体制が整えられた。その後もリフト付きバス(1995年)、ノンステップバス(1998年)が早い時期から導入された。 運行開始以来、江東営業所が錦糸町駅至近にありながら全便が葛西営業所の担当で、錦14系統から都07系統への変更時にも移管されなかったが、2003年4月の改正時に葛西営業所と江東営業所の共管となる。これと同時に境川操車場が閉鎖され、葛西車庫行も最終便のみの運行となった。その後、2004年3月に江東営業所の単独管轄となり、錦糸町駅や門前仲町からの葛西車庫発着便も全廃された。その際、錦糸町駅からの葛西車庫行き最終便は、明治通り周辺や東砂・葛西橋方面への帰宅の足として重要な役割を担っていたことから、臨海支所が受け持つ両28系統による第六葛西小学校(江戸川営業所の至近)行として運行されるようになった。この便は葛西車庫行最終便の名残で、錦糸町駅前では都07系統と同じ乗り場から発車する。
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