郡山駅 - 会津若松駅間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 18:48 UTC 版)
「磐越西線」の記事における「郡山駅 - 会津若松駅間」の解説
列車の大半は郡山駅 - 会津若松駅間の運転である。この区間は交流電化区間であり、E721系電車が使用されている。一部列車ではワンマン運転を実施している(多客時は、ワンマン運転を解除し、車掌が乗務する)。なお、朝に郡山駅 - 磐梯熱海駅間の区間列車が1往復運行されている。 郡山駅 - 会津若松駅間は高速バスとの激しい競合に晒されている。このためWきっぷが設定されており、サービス改善を目的に2020年3月14日のダイヤ改正より、郡山駅 - 会津若松駅間の一部列車に、リクライニングシートが付いた指定席車両が導入された。 2022年3月12日のダイヤ改正までは会津若松駅 - 喜多方駅間においても電車を使用した列車が設定されていた。2022年度から会津若松駅 - 喜多方駅間の電化設備を廃止し、架線や電柱、配電線などを撤去していく計画があると福島民友新聞が報じている。
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「磐越西線」の記事における「郡山駅 - 会津若松駅間」の解説
郡山駅は、東北本線、東北新幹線、磐越東線、水郡線(東北本線直通列車)との乗り換え駅で、周辺地域の中心駅の役割を果たしている。郡山駅を北へ出ると、僅かの間東北本線と並行した後、逢瀬川を渡って西向きのカーブで進路を変える。沿線は、商業施設や住宅などが多い。2017年に開業した郡山富田駅を過ぎて北に進路を変えると、喜久田駅に着く。 喜久田駅、安子ケ島駅付近は、比較的上り下りが少なく、耕作地帯や、住宅地の間を通る区間が多い。前方に見える高塚山や額取山が次第に近づいてくると磐梯熱海駅である。磐梯熱海駅は、磐梯熱海温泉街の最寄り駅で、周辺にも温泉施設などが多く見られる。磐梯熱海駅を出発すると、登り区間が多くなる。そのまましばらく登っていくと、かつてスイッチバックがあった中山宿駅である。スイッチバック時代の旧駅跡にはプラットホームが残されており、鉄道遺産として見学用に整備されている。現在の駅はその先の上り勾配の途中にあり、駅のすぐ西側はトンネルである。中山宿駅を出発してさらに登り、沼上トンネルで中山峠を越えると列車は会津地方に入る。現在のトンネルは電化に備えて1967年(昭和42年)に建設されたもので、隣には1899年(明治32年)開通の旧トンネルが残されている。 沼上トンネルを出ですぐの沼上信号場を過ぎ、上戸駅に着く。上戸駅から先の区間の一部では、線路は猪苗代湖に接近し、関都駅との間には、臨時駅の猪苗代湖畔駅(休止中)がある。川桁駅付近から、列車は猪苗代盆地の中を走る。また、ここから、翁島駅付近までは直線区間が多く、列車は農地の間を快走する。猪苗代駅は、磐梯高原などへの玄関口として、多くの観光客が利用している。翁島駅から先は一転して羊腸のような曲線区間が続き、磐梯山の見える方向が刻々と変化する。磐梯町駅との間は約10 kmと長いが、ほぼ中間に更科信号場がある。磐梯町駅を出ると、列車はさらに下り、東長原駅を過ぎて、進路を南向きに変え、広田駅に着く。広田駅からは、会津盆地の中を走り、喜多方方面からの線路が西から見えてくると、やがて列車は会津若松駅に着く。
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