追手内洋一(ついてない よういち)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 14:34 UTC 版)
「ラッキーマン」の記事における「追手内洋一(ついてない よういち)」の解説
ラッキーマンの人間時の姿で、物事があり得ないほどに都合が悪く進んでいる日本一ついてない中学生(原作終盤では高校生)。13日の金曜日、仏滅生まれ。身長142cm、体重42kg、股下42cm、足のサイズ24cm。すべて4と2がつく縁起の悪いものとなっている。 少しでも自分に都合よくなるとすぐに調子に乗る性格で、後先考えず行動しては日頃の不運と持ち前のドジが重なって悲惨な目に遭っている。アニメでは死を覚悟した時の仲間達との回想もろくな思い出がなく、ほとんどの人間から嫌われている。面倒臭がりなところがあり、一度だけ努力マンに主人公の座を譲ろうとしたことがある。 ラッキーマンに変身可能になってから通常時の運の悪さが激増し、「日本一」→「世界一」→「宇宙一(第3小宇宙一)」果ては「大宇宙一」にまでなった。しかし、最終話で元祖ラッキーマンと分離した後は「日本一ついてない」に戻った。 人間の時も大きな福耳をしているように見えるが、これは8歳の頃に八百屋の前で転んだはずみで、キュウリが皮膚と一体化してしまった物であり、福耳ではなくキュウリ耳だと説明されている。頭部の髪の毛も5歳のときに同じ経緯によりタマネギが同化したものである。そのためタマネギの臭いを消すための朝シャンが欠かせない。本来の髪の毛は赤ん坊の頃、ボットン便所に誤って産み落とされたときのショックですべて抜けてしまった(「とっても!ラッキーネットワーク」より)。 ラブレターを書くのが趣味で、作中でも見代(みっちゃん)に渡すためによく書いているが、渡す対象の名前が書いていないなどのミスがあるため、自分のドジと不運も相まって結局です代に読まれてしまう(一度、努力の思い人の手に渡って努力の恋を実らせた事もある)。です代がいない場合もありラブレターを確実に渡せるチャンスがないわけではないが渡した後のことを都合のいいように妄想をするなどモタモタしているうちに失敗することもあるため彼自身のせいでもある。しかし、性格より容姿最優先で毎回彼女に冷たくされているのは運が悪いせいだと思っている為、その後も懲りずにラブレターを渡そうとしている。 ある日宇宙船の下敷きになって死んでしまうが、元祖ラッキーマンと合体して生き返る(読切版では隕石に潰されたり、宇宙人に踏み潰されたりと様々)。しかし、アニメでは元祖ラッキーマンが「コンビニのバイトがあるから」という理由で変身用ラッキョと、(第46話での回想シーンで)拾った天才マンのヒーロー認定証を洋一に渡して宇宙へ帰ってしまい、合体せずに変身して生き返ることになって、事実上、2代目のラッキーマンとなる。 変身用ラッキョウを食べることによりラッキーマンに変身する。ただし人前や変身の必要のない場面では変身できない。しかしアニメでは両親を懲らしめる為、変身の必要がなくても変身したことが1回だけある。 敵対宇宙人を退治し危機を救ったあとは元の洋一の姿に戻るが、危機が続いている状態でも、前述の通り食べたラッキョウが完全に消化されると変身が解けてしまったり、状況に応じて自らの意志で変身を解いたりも可能。 当の洋一自身はラッキョウはあまり好きではない(噛んだときの「キュッ」という音が苦手らしく丸飲みしている)が味は美味しいらしい。アニメ版でラッキーマンに変身するときのセリフは「今日も元気だラッキョが美味い」。 なぜラッキョウなのかは「ラッキー」と掛けたダジャレの為。読み切り版では洋一に「つまんねーシャレ」と言われている。 洋一のように「日本一ついていない」というくらいの不運さを持つ者以外にとってはただの美味しいラッキョウであるが、ラッキーワンは元々が洋一並に不運な犬だった為、このラッキョウで変身できた。 作中では2度(1度目は前述の宇宙船落下の下敷き、2度目は最終話でスーパースターマンのスーパースターカッターに誤って刺されて)死亡している。 物語が進むにつれラッキーマンとしての出番が多くなり追手内洋一としての出番は減少していった(なお、アニメ版の指レンジャー編からは、回想シーン以外はラッキーマンとしての出番のみとなった)。
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