転任・転校
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志堂 英太郎(しどう えいたろう) 声 - 斉藤次郎 星秀学園の校長代理・教頭。51歳。 病気療養中の校長に代わり学校経営をしている。星秀学園を日本全国で名を通じる高校にしたいと思っており、野球部の甲子園出場を果たすため大門を連れてきた。そのため野球部の一軍に対する費用や待遇は惜しまない。野球は学校と自らの名を広めるための手段と思っており、野球自体に興味はない。「校長代理」と呼ばないと怒る。かつての教員から不正を理事長に告げ口された。一軍対プレハブ組の2戦目で一軍が勝利すれば調査しないとされていたが、一軍は敗戦。その後、“自然に恵まれた”星秀学園山奥校に転任(左遷)となった。 大門 秀悟(だいもん しゅうご) 声 - 古澤徹 星秀学園高等部の野球部監督。48歳。 元一軍の監督。甲子園での優勝経験を買われ志堂教頭が連れてきた。野球留学生である東らを集め、3年生やコウ達をプレハブ組に追いやった。甲子園出場校の監督を幾度も務めているが、黒いうわさがあり、指導した選手でその後プロとして大成した者はいないという。名将とされているが、選手の能力を見抜ききれず、采配ミスもたびたび犯している。これらは自身のミスを決して認めない傲慢さが原因であり、平然と選手を使い潰したり、采配ミスだと暗に指摘したレギュラー選手を試合に出さないなど指導者として問題がある人物。負けた方の監督が解任されるという条件の下行われた一軍対プレハブ組の2戦目で敗戦。解任され、新しい雇い主を求めて星秀学園を出て行った。その後、黒駒実業高校野球部の監督になったが、強引な選手集めとプライド任せの采配は変わらず、三木がエースである都立瀬名高校に1-2で負けてしまう。アニメではその後、決勝での星秀対竜旺を中継で観ていた。 三木 竜正(みき たつまさ) 声 - 宮崎寛務 星秀学園高等部1年生。中堅手。 高等部に野球留学生として入ってきた。基本的に器用なバッター。球種を問わず外寄りが得意で、追い込まれるまでは内角に手を出さない。プレハブ組との試合中に星秀学園を選んだ事が間違っていたのではないかと不安を感じ始める。夏の地区大会の3回戦で大門監督の指示を無視してファインプレイをした結果、監督のミスを皆に気付かせてしまう。そのため、四回戦からはスタメンを外される。その後、「勝ったら全員で抱き合える野球」を求めて転校した。 大門が連れて来た留学生の中でも、野球センスは飛び抜けている。中学校では4番でエースだった為、外野手としてだけでなく控え投手としても期待されていた。東はその実力を高く買っていたため、三木の転校を惜しんだ。 転入先の都立瀬名高校は野球では無名だったが、12人しかいない野球部の一員となって、練習指導なども行う。監督は指導技術は低いものの野球好きの教員であり、三木も「野球好きが1番」と語る。3年生の夏の大会では、エースで4番。投手としては、豪腕ではないが、3つの塁とボールカウントをいっぱいに使って相手を打ち取るクレバーな試合運びを見せる。初戦では大門が率いる黒駒実業高校を打ち破り、仲間たちと抱き合った。次の試合では星秀学園と当たり、7回までは0対0で粘ったが、8回に3失点。9回に自身の本塁打で反撃するもこの1安打1得点に終わり、1-3で敗退。三木の高校野球は終わる。その活躍は三島や及川にも評価された。 経歴:星秀学園高等部 - 都立瀬名高校 岸部 啓介(きしべ けいすけ) 声 - 堂坂晃三 元星秀学園高等部1年生。遊撃手。 高等部に野球留学生として入ってきた。一軍のクリーンアップの一角。スイングの速さはチームでも1、2を争うほど。高目の球が得意で多少コースが外れていても外角球に手を出す。足も速い。中学校では4番でエースだった。東からの評価も高く、東が出場を拒否したプレハブ組との再戦では4番を務めた。大門監督が解雇されたので後を追って他校へ転校した。 経歴:星秀学園高等部 - 転校 神川 昇(かみかわ のぼる) 声 - 斉藤次郎 星秀学園高等部1年生。投手。 高等部に野球留学生として入ってきた。完封型ではないが、1試合を2〜3点で抑えられる。武器は緩急を付けた多彩な変化球。東は1年前にあと4〜5km/hは速くなると踏んでいたが、思った程伸びなかった。東によると、神川の変化球は7回を越えるとキレが悪くなるらしく、プレハブ組との試合でも、1戦目では登板して7イニング目、2戦目でも7回から失点している。また、コウへの対抗意識からか無謀に直球勝負を挑んで痛打される場面もあった。大門監督が解雇されたので後を追って他校へ転校した。 経歴:星秀学園高等部 - 転校
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