詩語法とは? わかりやすく解説

詩語法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 05:24 UTC 版)

スノッリのエッダ」の記事における「詩語法」の解説

詳細は「詩語法」を参照 詩の神ブラギエーギル神に詩の技法説明をするという筋立て。完全に若手スカルド詩人)のための作品で、昔のスカルド詩引用や、ケニングという技巧説明などに終始する。だが、途中で神代興味深い挿話が何篇か紹介されており、神話資料としても欠かせない

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詩語法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 07:03 UTC 版)

ワルキューレ」の記事における「詩語法」の解説

スカルド詩技法伝え『詩語法』全体通してヴァルキュリャへの言及見られる2章では、10世紀詩人ウールヴ・ウッガソンの『家の頌歌』という作品から引用なされる。その詩では、新しく建てられた館で催されバルドル葬式宴会場面描かれオージンに伴うヴァルキュリャワタリガラスについても触れられている。 そこへはヴァルキューレたちが 賢明な勝利をば 神聖な死体がもとへと導けるならん かかる記念内部にはあり 同章で引用される10世紀詠み人知らずの詩『エイリーク言葉』にはこうある。 そはいかなる夢なりしか 余は夜明け起き 倒れ勇士迎えんがため ヴァルハラととのえんとす エインヘルヤルをおこし 立って ベンチをおおい 皿を洗うよう ヴァルキューレたちには王侯が来たらば ワインを運ぶよう命じた31章では、女性言及する際の詩語示されるが、「アーシュニャ(アース神族女神)、ヴァルキュリャノルン、あるいはディースといった言葉用いられる」とある。41章では、英雄シグルズが山の上出会った眠る女性を目覚めさせたというエピソード語られ、兜のヒルド名乗った「彼女はブリュンヒルドとして知られるヴァルキュリャである」と述べられる48章では、「武器や盾、オージンヴァルキュリャ将軍たちや彼らのぶつかり合いやその喧騒」、すなわち戦に関する詩語挙げられる。その具体例として、さまざまなスカルド詩人ヴァルキュリャの名前使った例が続けて述べられる。ソルビョルン・ホルンクローヴィは「スコグルざわめき」に「戦場の意味をもたせ、ベルシ・スカールドトルフソンは「グンの火」で「剣」、「フロック」で「戦い」を指した。エイナル・スクーラソンは「ヒルドの帆」で「盾」を、「ゴンドゥルぶつかり合う風」で「戦い」を表し、エイナル・スカーラグラムも「ゴンドゥルざわめき」を用いている。49章では、武器や鎧に関する情報示されるが、ここでは「死の乙女(valmeyjar)」の語が使われるとある。57章では、アース神族女神列挙される中で、「オージン乙女」すなわちヴァルキュリャの名前挙げる節がある。そこでは、ヒルドゴンドゥルフロックミストスコグル加えて、フルンド、エイルフリストスクルド挙げられている。この節には「運命定める彼らはノルン呼ばれる」との注釈がある。 写本によっては『詩語法』中に名の諳誦』という節があり、ここで29人のヴァルキュリャの名前列挙される。第1スタンザでは、フリストミスト、へリャ、フロックゲイラヴォル、ゴッル、ヒョルスリムル、グズ、ヘルフョルトラ、スクルド、ゲイロヌル、スコグルランドグリーズ、第2スタンザでは、ラーズグリーズゴンドゥル、スヴィプル、ゲイルスコグルヒルド、スケッギョルド、フルンド、ゲイルドリヴル、ランドグリーズスルーズレギンレイヴ、スヴェイズ、ソグン、ヒャルムスリムル、スリマ、スカルモルドが挙げられている。

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