観客向け設備の拡充
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 04:47 UTC 版)
「千葉マリンスタジアム」の記事における「観客向け設備の拡充」の解説
2000年以降に実施された、ファンサービス向上を目的とした施設拡充について下記に挙げる。 2001年 - 球場近くの知的障害者支援施設が寄贈した「絵馬堂」を設置。 2003年 - 児童用遊戯施設および託児所、授乳室、ベビーベッドを設置。授乳室・ベビーベッドについては花王が命名権を獲得し「メリーズ ベビールーム」(現在は命名権を解消して「キッズハウス」)として、遊戯施設についてはイケアが命名権を獲得し「イケア キッズスクエア」(現在はリクルートホールディングスが命名権を獲得して「スーモ キッズスクエア」)として運用している。 2006年 - 管理権が市からロッテ球団に移行。フェンス広告の解禁をはじめ、ファンの「マッサージを受けながら試合を見たい」と言う声に応えたマッサージ席やフィールドシート(フィールドウイングシートと呼称)を新たに設けるなど、大幅なリニューアルが行われる。ラブラドール・レトリバーのボールドッグ“エルフ”登場。同年8月1日、スタジアム敷地内に「マリーンズ・ミュージアム」がオープン。 2007年 - 同年シーズンから一塁側自由席に限り、横断幕の使用を許可。シーズン開幕戦はサッカースタジアムのような雰囲気となり、よりホーム色が強くなった。3月30日からライトゲート付近にバッティングセンターを設置。目玉は渡辺俊介のアンダースローを再現した、地上5センチからボールが撃ち出される、映像つきのバッティングマシン。その他にも硬球が打ちだされ、木製バットも用意されていて実際のトスバッティングを体験できるトスバッティングマシンも用意されている。 2008年 - 1階席と2階席のひさし部分に、右翼ポールからバックネットを経由して左翼ポールまで、三菱電機製の帯状映像装置「オーロラリボン」を設置、バックスクリーンの映像装置も大型化し、同社製オーロラビジョンに更新。球場内のテレビカメラもハイビジョン対応となった。レフトスタンド上段センター寄りをスタンドデッキに変更。このためにビジター側応援席の最大収容人数が縮小された。 2009年8月 - 6月11日の広島戦で達成した日本プロ野球記録となる“1イニング15得点”の記念碑を設置(当時の画像を記録したデジタルフォトフレームと打席に立った選手達が使ったバット、スコアシートの写真が嵌め込まれている)。 2014年 - 内野席7748席の改修。 2015年3月 - 球場内内野外野各コンコースにあるすべてのトイレの改修が完了。コンコースや入場ゲートなどに大型液晶TVモニターをおよそ50台設置。球場内音響設備の更新。ダグアウト上のフェンスを改修。球場正面ボールパークステージを改修。
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