著名な門下生
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緒方正規(衛生学者、細菌学者。東京帝国大学教授) 内田康哉(外交官、政治家。外務大臣) 林田亀太郎(官僚、政治家。衆議院書記官長) 赤星陸治(実業家。三菱地所会長、小岩井農場長) 遠山参良(教育者。九州学院初代学院長) 菊池謙譲(ジャーナリスト。漢城新報主筆、社長) 中島裁之(教育者。北京東文学社創立者) 谷口梨花(旅行作家。『鉄道旅行案内』執筆者)
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著名な門下生
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「フリードリヒ・カルクブレンナー」の記事における「著名な門下生」の解説
カルクブレンナーを同時代のテオドル・レシェティツキと同様の括りにするのは適切でないかもしれない。しかし、彼はごくわずかの生徒しか取らず、しかもその中から複数の優れたピアニストや、さらに作曲家としても活躍した者が出たのは事実である。カルクブレンナーの弟子の中でも輝く存在であった、スタマティに付いて学んだアラベラ・ゴダード(英語版)とカミーユ・サン=サーンスを通じて、カルクブレンナーの影響は20世紀の前半まで色濃く残っていたのである。以下がカルクブレンナーの著名な弟子の一覧である。 コルネリウス・アーブラーニイ(英語版) (1822-1903):ハンガリー人のピアニスト、作曲家であり、同郷であるフランツ・リストの生涯の友であった。1843年から1844年にかけてカルクブレンナーの下で学び、同時期にショパンにも習っていた。彼は1845年に祖国ハンガリーに帰郷し、作曲とハンガリー国立作曲学院の設立に身を捧げた。 アラベラ・ゴダード (1836-1922):イギリス人のピアニスト。彼女は6歳の時からカルクブレンナーに付いて修行し、またタールベルクのレッスンも受けていた。彼女は1854年から1855年にドイツ、イタリアに演奏旅行を行っている。また後年はアメリカ、オーストラリア、インドにもツアーに赴いている(1873年-1876年)。ハロルド・C・ショーンバーグは彼女のことを1853年から1890年にかけて、英国で最も重要なピアニストであったと述べている 。彼女は1853年のロンドンデビューにおいて、ベートーヴェンのハンマークラヴィーア・ソナタを暗譜で弾いているが、これは当時としては相当に大胆な試みであった。 イグナース・レイバック(英語版) (1817-1891):アルザスのピアニスト、作曲家。彼はパリでピクシス、カルクブレンナー、ショパンに習い、1844年にトゥールーズの大聖堂のオルガニストになっている。 Marie-Felicite-Denise Pleyel (1811-1875):ドイツ人の母とベルギー人の父の間に生まれたピアニスト。彼女はエルツ、モシェレス、カルクブレンナーの指導を受けた。15歳になるまでには、彼女の見事な技術はベルギー、オーストリア、ドイツ、そしてロシアでセンセーションを巻き起こしていた。彼女は独身の頃、ベルリオーズに激しく言い寄られていた(1830年)。1848年から1872年の間、彼女はブリュッセル音楽院のピアノ科教授であった。 ルートヴィヒ・シュンケ (1810-1834):ドイツ人のピアニスト。彼はホルン奏者であった父のヨハン・ゴットフリート・シュンケ(ドイツ語版)(1777-1840)に付いて学んだ。パリに出てからは、彼はカルクブレンナーとアントニーン・レイハの弟子となった。彼は1833年にライプツィヒに居を構え、ロベルト・シューマンの親しい友人となった。彼は新音楽時報(訳注:シューマンが創刊した音楽雑誌)の共同設立者である。 カミーユ=マリー・スタマティ (1811–1870):フランス人ピアニスト、教師でピアノ音楽、練習曲の作曲家。彼は19世紀パリにおいて、秀でたピアノ教師であった。彼の最も有名な門下生はゴットシャルクとサン=サーンスである。 トマス・テレフセン (1823–1874):ノルウェイ人のピアニスト、作曲家。1842年にパリに入った彼は、カルクブレンナーに教えを請うた。1844年にはショパンの生徒となり、1848年にはショパンを伴ってイングランドとスコットランドを訪れている。彼はショパン作品のある版を出版しており、パリやスカンディナビアの国々でショパンの作品を演奏会に取り上げている。
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