花子の家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 05:11 UTC 版)
「浦安鉄筋家族の登場人物」の記事における「花子の家族」の解説
花子(はなこ) 声 - なし / 那須めぐみ / 楠ひなた 演 - 飯塚理恵(舞台) 姓は不明。男嫌いで、いつも小鉄達と喧嘩をしている。非常に単純な性格。小学生ではあるが背が高い怪力女。ヒガンテ、アンドレ、女ガリバー、モアイ、ユリ・マゲー(ユリ・ゲラーのパロディ)など多くのあだ名があり(ほとんどは小鉄が命名)、呼ばれるたびにキレて暴れまわる。 実は隠れプロレスファンでもあり、小鉄はそのことを知っている。苦手な教科は算数で、19点を取ってしまうほどだが、それ以外は割と勉強ができる模様。オカルト好き。実家は喫茶店で店の名前は「花子ちゃん」。うっかりビールを飲んでしまうと性格が豹変し、戦闘能力も一気に高くなる。田中と仲が良いが一時期後述のように険悪になったこともあった。普段は女尊男卑のスタンスを取っており、小鉄によくつっかかるが、負けず嫌いで嫉妬深い性格であることから、女子生徒、特に謙虚で何事もそつなくこなす田中に対し嫉妬に狂うことがよくある。我を失うと、女子生徒に対しても暴力を振るうこともあるが、逆に男子生徒と仲良くするシーンも少なくない。 初期からモブとして登場しているがその頃は大人しめな性格をしており、139発目にて名前が判明すると共に凶暴な一面が見えるようになった。(ただし、『毎度』ではあかねが転校してくる前の時点で凶暴だったことが判明している)『元祖!』での花子 『元祖!』開始に伴い、小鉄達の中で1人だけ(話のオチをつけるためだけに)隣のクラスへ移った。しかし春巻が小鉄のクラスの担任に復帰したことに伴い、同じクラスに戻っている。 前シリーズでは比較的小鉄と互角に描かれていたが、『元祖!』ではさらに凶暴になり、完全に小鉄を圧倒している。また、田中と一時不仲に陥ったり、女子グループ内でもトラブルを起こした際も報復をするなど、問題児的な描写も増えていき周囲から浮いた存在になっている。しかし、春巻の気まぐれな席替えでフグオと隣席になってからは彼とのやり取りで激太りし性格的にも角が取れていく。小鉄と田中が「以前の方が良かった」と敢えて怒らせるような発言をするも、失敗に終わっている(「アンドレ」を「あんこくれ」と聞き間違えた)。この件以降は「デカイ」等の呼称にもある程度寛大になる。 『毎度!』での花子 小鉄たちとブック的な内容の学級プロレスを興じており、暴力的な面と男子嫌いは見られなくなっている。また、田中や女子グループとの関係も修復されており、以前のように仲間たちとの行動が増えている。しかし一線を越えたときの凶暴性は相変わらずであり、不運に巻き込まれたノブや、調子に乗った勇子などが被害にあっている。 最終話で、仲間たちの勘違いであかねの転校騒動が起こっている中、ノブにあかねを追いかけるよう促すなど、(決定的な描写は無いものの)あかねのノブへの淡い恋心を勘ぐっている節がある。 『あっぱれ!』での花子 男子の呼び方が以前のようにあだ名呼びになる。基本的な性格は『毎度!』と変わらない。仲間たちと小鉄の家に遊びに来るなど、男子とも友人としての付き合いが増えている。小鉄に「アンドレ」呼ばわれした際は制裁を加える設定が復活しているが、直後に学級プロレスへ移行しているため以前と違いブック的な設定となっている。また、面識が無い鈴にジュースをあげようとするなど社交的な一面がある。 小鉄とエルが教室内で行なった学級プロレスのウケが悪く、学級プロレスの存続が危うくなった際自らマスクウーマンとなりやられ役として盛り上げた。マスクウーマン時の名前は「ジャイアント・花子・マシーン」。 花子の父 喫茶店「花子ちゃん」を運営する。顔は花子そっくり。
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