花守信吉とは? わかりやすく解説

花守信吉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/18 23:19 UTC 版)

花守 信吉(はなもり しんきち、1875年/1876年[注 1]-?)は、白瀬矗南極探検隊に参加した樺太アイヌの男性。


  1. ^ 1875年か1876年の生まれか。タライカで調査隊のアイヌ語辞典制作に協力し、蝋管録音を行った1903年[1]に「読み手はシㇱラトカ28歳」(……dictated by an Ainu named Sisratoka [Sisratuka], 28 years old……)という添書きがある。
  2. ^ 募金による資金が底をつき、村上俊蔵は斎藤実に宛てて財政的な支援を求め、大隈重信から桂首相に国家予算の振り当てを進言するよう依頼する[8]

出典

  1. ^ a b Gusmani, et.al 1998, pp. 55–272.
  2. ^ Winter, Rohdes 1998, pp. 222–235.
  3. ^ Winter 2004, pp. 211–250, 745–807.
  4. ^ Winter 2004, pp. 251–418.
  5. ^ Winter 2004, pp. 575–642.
  6. ^ 多田恵一『南極探検私録』啓成社、1912年、121頁。
  7. ^ たとえば山辺安之助の口述による『あいぬ物語』など。
  8. ^ 村上俊蔵書簡 斎藤実宛」明治44年(1911年)3月、2020年9月15日閲覧  斎藤実関係文書1499。
  9. ^ 郷土の偉人 白瀬矗”. edinet.ne.jp. 2011年11月23日閲覧。
  10. ^ 南極探検 犬係と犬隊員 南極探検”. 豊田市近代の産業とくらし発見館 (2012年3月7日). 2013年6月3日閲覧。 ファイル番号=PICT3052.JPG
  11. ^ 稚内市サハリン事務所レポート - 白瀬隊の南極探検とサハリン”. 稚内市 (2004年7月). 2011年11月23日閲覧。


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花守信吉

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山辺安之助」の記事における「花守信吉」の解説

詳細は「花守信吉」を参照 白瀬隊のもう1人樺太アイヌ隊員、花守信吉はアイヌ名シㇱラトカ(Sisratoka)。多来加(タライカ)の首長の子孫。10頭の樺太犬率いて白瀬南極探検参加する山辺同様、民族学者ピウスツキ多く説話伝える。

※この「花守信吉」の解説は、「山辺安之助」の解説の一部です。
「花守信吉」を含む「山辺安之助」の記事については、「山辺安之助」の概要を参照ください。

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