船員一覧とは? わかりやすく解説

船員一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 07:41 UTC 版)

若宮丸」の記事における「船員一覧」の解説

表の中で青色示した人物死亡もしくは文化9年1812年時点での消息はっきりしていない人物で、赤色示した人物帰国果たした人物である。 役職氏名遭難年齢出身地遭難後足取り沖船頭船長) 平兵衛 31 牡鹿郡石巻 船主である米沢屋平之丞の息子寛政6年6月8日1794年)、アリューシャン列島病死享年32歳。 取 (操舵手) 左太夫 51 宮城郡浦戸諸島寒風沢島 イルクーツクからペテルブルクに向かう途中で病のため落伍しイルクーツク引き返したその後消息不明。 賄 (事務長儀兵衛儀平32 桃生郡深谷室浜 帰国し、室浜へ帰郷した帰郷した文化3年1806年)に没した享年45歳。 船親父甲板長) 吉郎次(吉郎治) 67 牡鹿郡小竹浜 寛政11年2月28日1799年)、イルクーツク病死享年73歳水主船員津太夫 49 宮城郡浦戸諸島寒風沢島 帰国し寒風沢帰郷した文化11年7月29日1814年)に死没享年70歳左平 31 宮城郡浦戸諸島寒風沢島 帰国し寒風沢帰郷した文政12年4月12日1829年)に死没享年67歳。 民之助 30 宮城郡浦戸諸島寒風沢島 イルクーツク洗礼受けてロシア帰化した洗礼名はイヴァン・メイトロヴィチ・キセリョフ。ペテルブルク皇帝アレクサンドル1世ロシア残留希望したその後消息不明。 銀三郎 29 宮城郡浦戸諸島寒風沢島 イルクーツクからペテルブルクへ向かう途中、病のためペルミ落伍イルクーツク戻ったか。文化9年1812年)の時点で、病気寝たきり態となっていた。 茂次郎 29 牡鹿郡小竹浜 ペテルブルク皇帝アレクサンドル1世ロシア残留希望したその後洗礼受けてロシア帰化した洗礼名はザハル・ブルダコフか。文化9年1812年)の時点で、イルクーツクにあった露米会社事務所働いていた。 市五郎 29 牡鹿郡石巻 寛政8年10月23日1796年)、オホーツクからイルクーツクへ向かう途中ヤクーツク病死享年32歳。 八三郎 25 陸奥国牡鹿郡石巻 イルクーツク洗礼受けてロシア帰化した洗礼名セミョン・グレゴレヴィチ・キセリョフ。ペテルブルク皇帝アレクサンドル1世ロシア残留希望したその後消息不明善六 24 牡鹿郡石巻 イルクーツク洗礼受けてロシア帰化した洗礼名はピョートル・ステファノヴィチ・キセリョフ。寛政8年1796年)にイルクーツク日本語学校教師補となり、文化12年1815年)より正教師。ペテルブルク皇帝アレクサンドル1世ロシア残留希望したレザノフ日本行き随員として参加したが、ペトロパブロフスク下船した文化10年1813年)にゴローニン引き受けのためにロシア側の通訳として箱館訪れた文化13年1816年)頃に死没享年47歳継右衛門中川五郎治などロシア漂着連行され日本人世話もした。 太十郎 23 桃生郡深谷室浜 帰国し室浜へ帰郷した文化3年4月1日1806年)に死没享年36歳辰蔵 22 宮城郡石浜 イルクーツク洗礼受けてロシア帰化した洗礼名はアンドレイ・アレクサンドロヴィチ・コンドラトフ。ペテルブルク皇帝アレクサンドル1世ロシア残留希望した文化9年1812年)の時点で、トムスク馬車駅で働いていた。 清蔵 不詳 牡鹿郡石巻 イルクーツクからペテルブルクへ向かう途中、病のため落伍しイルクーツク引き返した文化9年1812年)の時点で、アンガラ川バイカル湖行き来する船乗りとなっていた。 炊 (船員見習い) 巳之助 21 牡鹿郡石巻 ペテルブルク皇帝アレクサンドル1世残留希望したその後洗礼受けてロシア帰化した洗礼名はミハイル・ジェラロフか。文化9年1812年)の時点で、アンガラ川バイカル湖行き来する船乗りとなっていた。

※この「船員一覧」の解説は、「若宮丸」の解説の一部です。
「船員一覧」を含む「若宮丸」の記事については、「若宮丸」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「船員一覧」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「船員一覧」の関連用語

1
2% |||||

2
2% |||||

船員一覧のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



船員一覧のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの若宮丸 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS