アンガラ川とは? わかりやすく解説

アンガラ川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/12 19:39 UTC 版)

アンガラ川(アンガラがわ、ロシア語: Ангараエヴェンキ語: Аӈараブリヤート語: Ангар мүрэн)は、ロシアシベリア南東部を流れる全長1,779kmのである。エニセイ川支流で、バイカル湖から流れ出す唯一の川である。




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アンガラ川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 07:34 UTC 版)

エニセイ川」の記事における「アンガラ川」の解説

詳細は「アンガラ川」を参照 アンガラ川(Ангара́、Angara)はバイカル湖から流れ出す長さ1,840キロメートルの川で、この地方中心都市であるイルクーツク経てエニセイ川にはストレルカStrelka北緯5810分、東経9299分)で合流する。アンガラ川には四か所のダムがあり、この地方産業のために電力供給している。イルクーツクにある44メートルダムには出力650MWの発電所がある。500キロメートル下流ブラーツクには1960年代に124mのブラーツクダム完成し出力4500MWの発電所造られダム湖はその形状から「龍の湖」と呼ばれている。東サヤン山脈北麓発する支流オカ川イヤ川が「龍」の両あごを形成し、アンガラ川が400キロメートルにおよぶ長い尾を形成する250キロメートル下流ウスチ=イリムスクには同じくらいの大きさ新しダムがあり(ここで合流する支流イリム川にも大きなダムがある)、さらに400キロメートル下流のボグチャニにもダムがある。さらに新しダム造る計画もあるが、環境への影響大きさから反対の声があり建設予算がついていない。 拡大し続け東シベリア石油産業中心地ユコスの大精油所の所在地アンガルスクは、イルクーツク50キロメートル下流位置する大きなパイプライン西へ伸び、さらに日本海岸のナホトカ日本向け石油輸送するパイプライン建設されようとしている。東シベリア埋蔵資源限度はまだ明らかではなくイルクーツクの北200キロメートルのコヴィクチンスコエ(コビクタ、Kovyktinskoye)、およびイルクーツクの北500キロメートル中央シベリア高原にあるヴェルフネチョンスコエ(ベルフネチ、Verkhnechonskoye)など大きなガス田油田開発途上にあり、東アジアへの輸出期待されている。

※この「アンガラ川」の解説は、「エニセイ川」の解説の一部です。
「アンガラ川」を含む「エニセイ川」の記事については、「エニセイ川」の概要を参照ください。

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