船員制度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 07:53 UTC 版)
「洞爺丸はなぜ沈んだか」の記事における「船員制度」の解説
連絡船には各船に「乗組船長」「専属船長」が配置されている。運行についての責任および権限については変わらないが、乗組船長については船員の人事権を有する点が異なる。専属船長は乗組船長の公休日を担当する。これとは別に「予備船長」が存在し、乗組・専属の両船長が同時に休暇を取った際の担当として乗船する。責任・権限については専属船長と同じである。予備船長は全ての船舶に乗ることからに船長経験が豊富なベテランが選ばれる。事故当時の洞爺丸船長は乗組・専属がそろって休暇を取っていたために予備船長が担当していた。 文中での乗組員の職名は原則として太字にて示される当時のものを使用している(操舵手→航海掛、給仕→船舶旅客掛、火手→機関掛、など) 。ただし「運転士」は後年の職名(1956年の改正以降)である「航海士」を使用している。
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