第24期生他
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 09:42 UTC 版)
阪東 秀人(ばんどう ひでと)(声:矢尾一樹 / 平井啓二、俳優:渡辺大) 三代目武装戦線四天王の一人。武装の二代目頭だった菅田から三代目頭に指名されていたが、彼の死後、当時副頭だった九能秀臣が三代目を強引に襲名し、菅田の意思に反して武装を凶悪集団に変貌させたことで、彼に対抗する戦力を得るため千田・山崎と共に黒咲工業から鈴蘭に転校、校内最大派閥を築き上げ、1学年下のヒロミらと抗争を繰り広げていた。春道一人に派閥を壊滅させられタイマンに敗北した後、秀臣の制裁を受け入院。退院した後は鈴蘭に復学し、鳳仙との抗争で美藤竜也と壮絶なタイマンを演じてヒロミと和解(美藤には全くダメージを与えられず、春道戦同様に子供扱いされ惨敗)、リンダマンと共に鈴蘭を卒業した。(春道に敗北してからほとんど学校に出てきていないため、出席日数が足りていないにも関わらず無事卒業。)卒業後は上京し、一年後に鈴蘭を卒業したヒロミらとバンドを組む。名前だけではあるが『QP』にも登場した。外伝作品の「サブロクサンタ」では弟の隼人が登場する。 千田 ナオキ(せんだ ナオキ)(声:藤原啓治、俳優:武田航平) 三代目武装戦線のメンバーで、阪東一派の幹部。左頬に大きな傷痕がある。血の気が多く好戦的な性格だが喧嘩は強くない。舎弟を率い数の力でヒロミらを追い込んでいたが、突如助っ人に現れた春道にパンチ一発で倒され、その余りの格の違いに一気に戦意喪失、派閥と三代目武装戦線が壊滅した後に鈴蘭を退学した。 高校中退後は社会人となったが、サラリーマン生活でかつての覇気が完全になくなっていたことを偶然再会したポンに叱咤され、嫌味な先輩を叩きのめして営業マンの仕事を辞め、何かに目覚めたように街を去っていった。 山崎 タツヤ(やまざき タツヤ)(声:子安武人、俳優:鈴木信二) 三代目武装戦線のメンバーで、阪東一派の幹部。阪東の補佐として千田と共に阪東の脇を固める。比較的冷静なタイプだが、ヤスを鉄パイプで後ろから強襲し重傷を負わせるなど卑劣な一面もある。阪東一派が壊滅した後、阪東を狙う水戸に脅され武装戦線に阪東を売り、その直後に自身も制裁を受けるが、後に春道に追い詰められ一人逃走しようとしていた秀臣をバイクで撥ね飛ばした。抗争終結後千田と共に学校を退学したが、その後の詳細は語られていない。 リンダマン / 林田 恵(はやしだ めぐみ)(声:大塚明夫 / 藤本たかひろ、俳優:深水元基) 鈴蘭史上最強の男。阪東の同級生。体格が非常によく寡黙な性格で、普段は学校に顔を出さず、弁当屋でアルバイトに励んでいる。幼いころに両親を失い、養父家族も悲惨な事件で失くし、それを自分の責任と思い込んで他人に対して心を閉ざしていた。 派閥に属さない一匹狼で、鈴蘭の抗争にも全く興味を示さず、桂木以外に心を開いて親しく付き合う人間もいなかった。しかしタイマンで春道と引き分けて以降、春道を強くライバル視するようになり卒業直後に再戦、壮絶な死闘の末勝利を収め、バイクで全国を回る旅に出発した。タイマンで春道に勝利した劇中唯一の男である。その後、大阪で格闘技の大会に出場を希望している様子が桂木の口から伝えられた。 モデルは映画『マイ・ボディガード』(1980年)の登場人物・リンダマン。 桂木 源次郎(かつらぎ げんじろう)(声:安西正弘) 鈴蘭高校の伝説的なOB。職業は天山建設の作業員。リンダマンの2学年上(22期生)で、在学中は少数派ながら派閥を率いていた。リンダマンの数少ない理解者で、しばしばヒロミらの相談にも乗っている。後輩から貰いタバコをしてばかりで、桂木がタバコを買う姿はツチノコを発見するより難しいと噂されている。河田二高の石川政雄とは従兄弟同士。初代武装戦線の大島永三とは幼馴染。中学時代に鈴蘭に入学するなら武装にも入らないか?と誘われていた。バイク好きじゃないし革ジャンって柄でもないと断っている。
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