秋の選抜審査委員
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千俵 なつめ(せんだわら なつめ) 声 - 日笠陽子 カレーメーカー「ハウビー食品」CEO。「秋の選抜」Aブロック審査委員長。 高飛車な雰囲気をした色気のある女性で、年間2千億円と言われる日本のカレービジネス市場の頂点に君臨する通称「カレーの女王様」。右目の下の泣き黒子が特徴。双子の妹であるおりえと共にハウビー食品の創業者の孫として生まれ、同社の商品「カレーのプリンセス」のパッケージに出演したことでカレー業界へ足を踏み入れ、同社のトップまで登り詰めた。あらゆるカレーを知り尽くしており、国民食として完全に成熟した日本のカレー産業の現状に退屈を感じている。 叡山の誘いでカレー料理がお題となった秋の選抜審査員に招かれる。生徒によっては容赦なく0点評価を下すなど、他の審査員以上に厳しい評価を下していたが、創真を始めとする一部の実力者のカレー料理には圧倒されていた。 千俵 おりえ(せんだわら おりえ) 声 - 日笠陽子 「ハウビー食品」COO。なつめの双子の妹。「秋の選抜」Bブロック審査委員長。 なつめとは対照的に悶々とした性格。左目の下の泣き黒子が特徴。気に入った人材を引き抜こうとしており、一色にも目をかけている。 喜多 修冶(きた おさじ) 声 - 武虎 「秋の選抜」Bブロック審査委員。 超一流の文化人や財界関係者しか入会できないという「喜多ガストロノミー倶楽部」の主催者。関西弁を話す豪放な雰囲気の太った男性。 安東 伸吾(あんどう しんご) 声 - 竹本英史 「秋の選抜」Bブロック審査委員。 食文化全般を扱う作家・エッセイスト。痩せた体格で神経質な雰囲気の眼鏡の男性。彼の紡ぐ文節一つで店の衰勢が決まると言われている。 月饗祭最終日に突然えりなや緋沙子たちの前に姿を現した薊に、招待客の中で一番最初に気づいた。 港坂 巻人(みなとざか まきと) 声 - 家中宏 「秋の選抜」Aブロック審査委員。 人気TV番組「チューボーですか?」エグゼクティブプロデューサー。審査員としての料理を評価する能力は確かであるが、自分の価値観に対し悦に入っている節がある。自身や千俵以外を除く香田を始めとする3人の審査員達が葉山よりも創真の料理を評価した際は、逆上して暴言を吐きながら香田に掴み掛かるなど、礼節に欠けている醜態を見せ、香田からは審査員としての価値を否定された。 香田 茂之進(こうだ しげのしん) 声 - 梅津秀行 「秋の選抜」Aブロック審査委員。 美食家。口ひげを生やした細目の男性。審査員としてはきわめて公平に評価を下す人物で、予選のカレー審査では、スパイスのみを重点に評価している千俵や港坂と異なり、「一皿の満足感」を重点に置いた結果、葉山よりも創真の方を高く評価していた。それが千俵や港坂に反発され、特に港坂からは暴言だけでなく乱暴に掴み掛かられてまでいるため、「もう審査員を辞めたらどうかね!?」と反論している。 大泉 柿之進(おおいずみ かきのしん) 声 - 小形満 和食興産会会長。「秋の選抜」本戦第1回戦での審査員。 小柄で白ヒゲを生やした老人。コピー料理を出す美作に激怒していたが、彼が出したデザートを食べた際にはその実力を認めて美作に票をいれた。薊政権には否定的で中枢美食機関の残党狩りが開始された際には中立の審査員となり、公正な審査を下そうとするも、あまりの実力差に中枢美食機関側に票を入れた。 早乙女 星周(さおとめ せいしゅう) 声 - 加藤将之 日本美食協会理事。「秋の選抜」本戦第1回戦での審査員。 痩せ身で眼鏡をかけた男性。大泉と同じく「秋の選抜」本戦第1回戦と残党狩りD会場の審査員を務めた。
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