秋まき
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/17 07:19 UTC 版)
秋まきの草花は、春播きのものより発芽温度が低いが、冬に向かうため、生育適温のうちに十分な大きさにしておかないと、貧弱な花しか咲かないことになる。暖かい地方では、パンジー・キンセンカ・花菜・ヴェニディウム(寒咲蛇の目菊)・ヤグルマギクなどは、9月5日頃までに播くと、年内に花を見ることができる。 秋まき草花の発芽をよくするには、通販のカタログは5月下旬に発行されるので、タネを早めに注文し、タネが来たら一ヶ月以上冷蔵庫の野菜室に保管して、8月下旬から9月5日頃までに播種するようにする。キンギョソウや撫子(なでしこ)類、ポピー[要曖昧さ回避]などは秋分頃でよい。ヴァーベナやルピナス、リヴィングストンデージーなどは、10月になってから播いた方がよい。今はタネの袋に、地播き時を色分けした日本地図や、発芽適温が出ている。春播きでは最高気温がその適温になったら、秋まきでは最低気温が発芽適温になったらすぐに播くのがよい。
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