秀吉の家臣時代とは? わかりやすく解説

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秀吉の家臣時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 17:10 UTC 版)

蜂須賀家政」の記事における「秀吉の家臣時代」の解説

永禄元年1558年)、蜂須賀正勝嫡男として、尾張国丹羽郡宮後現在の愛知県江南市)の宮後城生まれる。織田信長次いで羽柴秀吉仕え秀吉織田信長命令行った中国毛利攻めには黄母衣衆として父と共に従軍した天正10年1582年)、信長本能寺の変明智光秀討たれると、秀吉に従って山崎の戦い参加した天正11年1583年)の賤ヶ岳の戦い参加し天正12年1584年)に播磨佐用郡内に3,000石を与えられた。 天正13年1585年)の紀州征伐など、秀吉天下統一における戦争従軍し戦功挙げた雑賀攻めの後に行なわれ四国攻めでは、阿波木津城攻め一宮城攻めなどで武功挙げた四国攻め後、その戦功により秀吉正勝に対して阿波一国与えようとしたが、正勝秀吉側近として仕える道を選んで辞退し秀吉やむなく家政阿波与えたという。こうして家政天正14年1586年)に阿波18万石大名となり、同年1月2日従五位下阿波守に叙任する。 一宮城城主となり、その後徳島城築城した。一説阿波踊りは、城が竣工した折、家政城下に「城の完成祝いとして、好きに踊れ」という触れを出したことが発祥ともいう。 天正15年1587年)、九州征伐参加し日向高城攻めで功を挙げる天正18年1590年)の小田原征伐における伊豆韮山城攻めでは福島正則と共に先鋒務め武功挙げた文禄元年1592年)からの朝鮮出兵には、文禄の役慶長の役2度とも出陣する。特に慶長2年1597年)の南原城の戦い蔚山城の戦いでは救援軍一端担い浅野幸長助け出すという武功挙げた。ところが、家政たちが十分な追撃行わず、さらにこの後黒田長政諸大名連名本土戦線縮小案を上申したことが、秀吉逆鱗に触れる家政本土呼び戻され領国での蟄居蔵入地没収という処罰受けた

※この「秀吉の家臣時代」の解説は、「蜂須賀家政」の解説の一部です。
「秀吉の家臣時代」を含む「蜂須賀家政」の記事については、「蜂須賀家政」の概要を参照ください。

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