神樂笛とは? わかりやすく解説

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かぐら‐ぶえ【神楽笛】

読み方:かぐらぶえ

宮廷御神楽(みかぐら)に用い横笛歌口のほか六つ指孔があり、七つ指孔雅楽横笛竜笛(りゅうてき))より音律がやや低い。大和笛太笛


神楽笛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/10 16:47 UTC 版)

神楽笛

神楽笛(かぐらぶえ)は、雅楽御神楽、一部の近代神楽で使われる日本古来の横笛。吹き物。管楽器に分類される。大和笛(やまとぶえ)、太笛(ふとぶえ)とも。

の管で作られ、全長は約46センチメートル。6つの指孔がある。

音の高さは龍笛より全音(長2度)低い。古典の演奏で用いられる音域は、壱越(D5)から盤渉(B6)である。

神楽笛の指孔は、吹き口に近い順に「六」「中」「夕」「丄」「五」「〒」と名付けられている。運指の形もそれぞれの孔名と同じ名称を用いるが、その場合は孔名の指孔を開け、その直前までの指孔を閉じた形を基本とするが、「丅」など孔名にない運指もある。

名称
読み かん じょう しゃく ちゅう ろく
和の音程 (B4) D5 Eb5-E5 F5 G5 A5 Bb5-B5 C6
責の音程   D6 Eb6-E6 F6 G6 A6 Bb6-B6 (C7)

このうち全ての指孔を閉じた形である「口」と、責の六は構造上は出すことができるが、実際の曲(少なくとも現行の古典曲)では用いられない。

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