ザフーンとは? わかりやすく解説

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ザフーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/05 08:51 UTC 版)

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ザフーン
別称:ポケットサックス
各言語での名称
Xaphoon

マウイのザフーン
分類

木管楽器、シングルリード族

関連楽器

ザフーン(Xaphoon ポケットサックス)は、竹製または樹脂製の木管楽器の一種である。

概要

Xaphoon  1978年ごろ、ハワイのブライアン・リー・ウィットマン(Brian Lee Wittman)によって第一号機が制作された。 竹を切り出し、火で加工し、手作業でつくられるこの楽器は、後にBamboo Sax と呼ばれる。 2000年には量産可能な樹脂製のものが考案され、より安価で手に入りやすくなった。 ABS樹脂で製造されたPocket SAX (ポケットサックス)の登場により、 量産可能となり、広く世界中で販売されるようになる。

基本構造

構造は非常に単純で、音孔の開いた本体、リガチャーに分けられる。本体は竹製または樹脂製で表側に8個、裏側に1個のトーンホールがあり、左手は5本全ての指、右手は4本の指を用いて演奏する。形状は円筒状で、長さは35cmほどとソプラノリコーダーとほぼ同じ大きさである。リードはテナーサックス用のリードを使い、リガチャーで本体へそのまま取り付けて演奏する。 押さえる穴を変えることで、音程が変わる。 キーはC ポケットサックス 販売カラーは現在6色。 黒・赤・青・緑・白・金 バンブーサックスのみ Eフラット Bフラット管が発売されている。

音域と音色

音域は2オクターブほどで、サックスのフラジオ音域のように拡張も可能。

音色はサックスとクラリネットの中間のような独特の音色で、アンブシュアや息の入れ方によって多彩に変化する。音程の自由度が高く表現力が豊かであるが、その反面ピッチが不安定という短所もある。

関連項目

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