直人の同級生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 02:32 UTC 版)
「魔王 (2008年のテレビドラマ)」の記事における「直人の同級生」の解説
葛西・宗田・石本・山野は、11年前の事件の際、芹沢栄作によって直人の行為は正当防衛であったと証言させられている。 葛西 均(26) 演 - 田中圭(11年前:上村祐翔) 芹沢リゾートの社長秘書。直人の中学時代の親友で、4人の中で唯一大卒。父親の縁で芹沢リゾートに入社した。真面目な勤務態度で栄作や典良からは絶大な信頼を得ている。典良からは「彼女くらい作れ」とからかわれているが、典良の妻・麻里とは不倫関係にあった。 物語終盤で典良によって宗田殺害の罪を着せられ、麻里を庇うために自分が犯人と主張するが、典良が逮捕されたことによって釈放される。その後は麻里との平和な生活を夢見ていたが、暴走した山野に刺殺される。 宗田 充(26) 演 - 忍成修吾(11年前:本間春男) 直人の中学時代の親友で、職業不定のチンピラ。交際している女性から借金を断られて暴行事件を起こし、その弁護を領が担当することになる。 ことあるごとにトラブルを起こし、過去の事件をネタに栄作や典良から金をむしり続け、直人のことも裏では「人殺し」と思っており、信用していない。また、自分の人生の破綻を、11年前の事件の偽証から来る良心の呵責に転嫁しており、自分に「人殺し」の肩棒を担がせたとして芹沢家を逆恨みし、芹沢家に面倒を見てもらうのは当然だと考えている。典良の妻と葛西が不倫関係にあるのを知っている。 終盤では葛西の不倫関係などをネタに芹沢リゾートに脅迫をかけるが、大隅の配下によって暴行された挙句、助けに来たと思わせた典良に毒入りのタバコで始末される。 "雨野真実"から送りつけられたタロットカードは、「ジレンマ、仲間同士の争い」を暗示する「ワンドの5」のカード。 石本 陽介(26) 演 - 脇知弘(11年前:中村竜之慎) 直人の中学時代の親友で、取立て屋。威圧的な外見とは裏腹に、同級生に対しては優しい部分を見せる。 多恵への取立てを最後に取立て屋を辞め、夢であった居酒屋を開こうとしていたが、娘を誘拐されたと勘違いした多恵に防犯スプレーを噴射され、持病であった喘息の発作を起こし、死亡する。 "雨野真実"から送られたタロットカードは、「今は夜で不安な状態なため、明るくなるまで待て」という意味を表す「月」のカード。 山野 圭太(26) 演 - 清水優(11年前:堀本昂弥) 光泉出版で働く雑誌編集者。直人の中学時代の同級生であり、直人たちからは酷いいじめを受けていた。陰気で疑い深い性格。 英雄とは親友で、彼が直人に殺害される現場を目撃している。直人たちは勿論、英雄を見殺しにしてしまった上に偽証までした自分のことも許せず、領の計画に加担している。 計画が進むにつれ、自ら罪を被ったということで復讐の対象から外れた葛西が生きているということ、さらには領が葛西を許したことに憤慨し、自らの手で葛西を殺そうとするのを止めるため説得を試みた領に致命傷を負わせ、その後は葛西を衝動的に殺害する。最期は半狂乱の状態でそのまま刃物を振り回していたところを、危険人物として警察に射殺される。 真中 英雄(享年15) 演 - 竹内寿 友雄(領)の弟。正義感が強く、直人たちのいじめから山野をかばっていた。1982年4月4日生。1997年没。 山野が直人たちに復讐しようとナイフを持っているのを見つけ、思い留まるように説得してナイフを預かる。その後、直人たちにいじめをやめるよう訴えるが、「英雄が山野の仕返しに来た」と誤解した直人にナイフを奪われ、取り返そうと揉み合いになった末に直人に腹部を殴られてよろけ、直人にもたれ掛かるように倒れ込んだ拍子に、彼が持っていたナイフが腹部に刺さり、死亡する。
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