異時系列における孫悟飯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:00 UTC 版)
未来から来たトランクスがいた世界では、悟空のように強くなりたいとの思いから、同じ道着(青いインナーは悟空と異なり肘の辺りまである)をまとっており、左胸と背中のマークは「飯」となっている。頬と額に傷跡があり、左腕を失っている。原作では本気を出した17号を相手に、アニメでは17号と18号の2人を相手に戦うが全力を出した2人に殺される。 原作の番外編『TRUNKS THE STORY -たったひとりの戦士-』にアニメオリジナルを加えた形になったTVスペシャル『絶望への反抗!! 残された超戦士・悟飯とトランクス』では、本編の悟飯と比べると厳しさが増し、一人称も「オレ」になっている。 エイジ764(7歳) - ウイルス性の心臓病によって父・孫悟空を失う。 エイジ767(10歳) - 人造人間17号と18号によってピッコロら仲間たちを全員殺される。TVスペシャルでは、このことを思い出していた際、超サイヤ人に覚醒したと発言している。 エイジ779(22歳) - 人造人間との戦いで、最後の仙豆を重傷を負ったトランクスに使ってしまう。アニメでは、この時左腕を失う。 エイジ780(23歳) - 人造人間との戦いで死亡、アニメでは、これがきっかけでトランクスが超サイヤ人に覚醒する。この戦いにトランクスも参加しようとしたが、将来人造人間を倒すことができる可能性がある彼を悟飯は参加させず単身人造人間に戦いを挑んだ。 ゲームでは、父の死後再びピッコロに師事していたという設定で必殺技に魔貫光殺砲が使用できる。また、一部のゲームでは左腕が健在であるが『真武道会2』以外では左腕をほとんど使わずに戦っている。ゲームでは、悟空が死亡したために生まれることのなかった弟である悟天や別の未来のトランクスに「一目会えただけでも良かった」「幸せに暮らすんだぞ」と発言し、全ての元凶と言えるドクター・ゲロに激しい怒りを見せている。現代の青年悟飯とグレートサイヤマンに対しては「人造人間さえいなければ、別の道へ進めたのかも」と発言する。『ドラゴンボールZ カカロット』では追加シナリオ『-TRUNKS- 希望の戦士』にて登場。本編以上に悟飯とトランクスの結びつきの強さが強調されている。地球を襲撃したベジータと戦った過去を悟飯から聞いた際にトランクスは非常に申し訳なさそうにしており、17号がトランクスの魔閃光で絶命する際の幻覚に魔閃光を使う悟飯が登場している。 未来から来たトランクスが人造人間17号と18号、セルを倒すことに成功した未来世界の後の物語が描かれたゲーム『真武道会2』では死亡後、あの世で悟空の声すら聞こえないまま人造人間たちの幻とずっと戦い続けていた。紆余曲折を経て生き返ることに成功し、生前に失った左腕も復活する。未来トランクスや青年悟飯らと共に新たな脅威に立ち向かうことになる。とあるイベントを経て、超サイヤ人2への変身と老界王神による潜在能力解放を行うことが可能となる。本作におけるゼットソードは『その次元に生きていた孫悟飯』のみが引き抜けるような扱いになっている。ゲーム作品において、両腕をフルに使ったモーションを割り当てられているのはこの作品のみである。 『ドラゴンボール』を題材にしたゲームの中で、未来世界の悟飯が登場した作品はスマートフォン向けゲームを除けば『ドラゴンボールZ 真武道会2』と『ドラゴンボールZ Sparking!METEOR』、『ドラゴンボール レイジングブラスト2』、『ドラゴンボールヒーローズ』(ギャラクシーミッションの第9弾より参戦)『ドラゴンボール ゼノバース2』、『ドラゴンボールZ カカロット』の6つ。『ドラゴンボールZ3』では原作の内容を再現したエンディングムービーでTVスペシャルのシーンを再現した17号、18号の技のカットと『ドラゴンボールZ Sparking!NEO』では未来編を題材にしたシナリオがあるが、当人は登場しないため現代の青年悟飯が代役をしている。『ドラゴンボールヒーローズ』では超サイヤ人3に変身可能。 前述したように一部のゲームでは左腕が健在だが『ドラゴンボールZ カカロット』ではアニメ同様の経緯で左腕を失い、以降は左腕を失ったままになる。また『ドラゴンボール レジェンズ』や『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』では左腕が健在している未来世界の悟飯の他に左腕を失っている未来世界の悟飯が後に登場している。
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