田宮町_(徳島市)とは? わかりやすく解説

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田宮町 (徳島市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/07 00:56 UTC 版)

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日本 > 徳島県 > 徳島市 > 加茂地区 > 田宮町
田宮町
—  町丁  —
日本
都道府県 徳島県
市町村 徳島市
地区 加茂地区
人口 (2011年(平成23年)6月徳島市の調査より)
 - 計 7人
等時帯 JST (UTC+9)
郵便番号 770-0000

田宮町(たみやちょう)は、徳島県徳島市町名。灘(田宮町灘)のみが置かれる[1]

郵便番号は田宮町(あるいは田宮町灘)としては定められておらず、770-0000(以下に掲載がない場合)となる[2]。徳島市の人口調査による2011年6月1日現在の人口は7人、世帯数は2世帯[3][4]

地理

加茂地区に属すが[5]渭北地区とされることもある[6]。徳島市の北部、新町川吉野川への合流点から南に約600mに位置する。西の北田宮一丁目と東の上助任町三本松に挟まれ、南北に細長く、約60m×約10mと非常に狭い街区である。民家が数軒のみ建つ。

歴史

田宮は元来、現在の北田宮南田宮の大半も含んでいた。田宮(現 北田宮4丁目)には菅原道真を祀る天神社がある。田宮の名の由来は、菅原道真が大宰府へ流される途中ここを旅屋(たびや)として宿を取ったからとも[7]の中の宮だからとも言われる[7]

中世には田宮島との記述もあり、島だったと思われる[8]

近世には、名東郡田宮村となった。御山下(城下町)には含まれたが[9]1812年(文化9年)の『島々丁名改目録』には、田宮に町は記載されていない[7]

1889年町村制施行に際し、矢三村・今切村・上助任村と合併して加茂村となり、それぞれが加茂村の大字となった。

1968年昭和43年)、田宮町のほとんどが北田宮・南田宮に分離され、灘のみが残った。

参考文献

脚注

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  1. ^ 『角川日本地名大辞典 36 徳島県』「小字一覧」
  2. ^ 日本郵便 郵便番号検索 徳島県 徳島市
  3. ^ 徳島市情報推進課「町丁別人口及び世帯数」 - 徳島市情報推進課
  4. ^ この調査では世帯数3以下の町丁のデータは発表されないが地区ごとの合計には計上される。加茂地区では田宮町灘のみ発表されていない(2010年10月より)ので、田宮町灘のデータは減算で算出できる。
  5. ^ 徳島市情報推進課「町丁別人口及び世帯数」 - 徳島市情報推進課 (最新版には載っていないので2010年9月までのデータを参照)
  6. ^ 徳島市危機管理監危機監理課 徳島市総合防災マップ
  7. ^ a b c 河野幸夫『徳島 城と町まちの歴史』1982年 聚海書院
  8. ^ 『角川日本地名大辞典 36 徳島県』「田宮」
  9. ^ 『角川日本地名大辞典 36 徳島県』「田宮」

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