南仲之町とは? わかりやすく解説

南仲之町

読み方:ミナミナカノチョウ(minaminakanochou)

所在 徳島県徳島市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒770-0933  徳島県徳島市南仲之町

南仲之町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/08 05:06 UTC 版)

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日本 > 四国地方 > 徳島県 > 徳島市 > 東富田地区 > 南仲之町
南仲之町
日本
都道府県 徳島県
市町村 徳島市
地区 東富田地区
人口
2011年(平成23年)6月徳島市の調査より
 • 合計 284人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
770-0933

南仲之町(みなみなかのちょう)は、徳島県徳島市町名東富田地区に属している。南仲之町1丁目から南仲之町4丁目まである。

元は仲之町の裏通りで、合わせて仲之町と呼ばれることもある。

郵便番号は〒770-0933。

人口

2011年6月。徳島市の調査より[1]

世帯数 人口
1丁目 061 110
2丁目 053 095
3丁目 019 036
4丁目 023 043
156 284

地理

徳島市の中央部、都心地域(中心市街地)南部の東富田地区北部に位置する。東西の通りの両側に沿って伸びる町である。

西から1~4丁目。この丁番は、北の仲之町富田浜の1~4丁目と東西の位置が揃っている。

1・2丁目間で直交する旧西横町沿いは伊月町2丁目、2・3丁目間の富田橋通り沿いは富田橋1丁目となっており、南仲之町の町は1丁目、2丁目、3・4丁目と3つに分断されている。2・3丁目間では通りも途切れている。

北は同じく東西に並走する仲之町で、一部を除き、平行する裏通が町境となっている。南は、南北に伸びる町が並んでいる。

西端は、両国橋通り直前の丁字路で通りが終わっており、その丁字路の西までが南仲之町である。東端はJR牟岐線が南北に走りかちどき橋(地名)との町境をなす。道はアンダーパスで線路の先へ進み、国道55号に入る。道はその先にも伸びているが、国道55号の中央分離帯に阻まれ向かいへは渡れない。

北の仲之町が商店街なのに対し、南仲之町はおよそ住宅街である。

隣接する町

歴史

江戸時代には下級武士武家町だった。中ノ丁(現 仲之町)の裏通りで、裏中ノ丁と呼ばれた。ただし現在の南仲之町より長く、西の秋田町(現 両国橋通り)から東の東横丁(現 かちどき橋通り)まで伸び、渡場通(現 富田橋通り)でも途切れずに交差点をなしていた。少なくとも1941年ごろまで、道は両国橋通りから現国道55号まで続いていた[2]

現2丁目南側には、軍事拠点の枡形丁があった。

裏中ノ丁北側渡場筋入(ただし現在では富田橋1丁目)には、藩の儒官を代々勤めた那波家(那波魯堂から5代)の屋敷があった[3]

もとは富田のちに富田浦町(江戸時代には富田、明治初期までに名東郡富田浦町、1889年の徳島市市制から徳島市の大字の富田浦町)の一部だったが、1941年に独立した町となった。

1945年7月4日徳島大空襲では著しく被災した。

交通

町内に鉄道・国道・県道・バス停なし。ただしバスは、仲之町のバス停から徒歩数分以内である。

参考文献

  1. ^ 徳島市:人口・世帯数 - 徳島市情報推進課
  2. ^ 内町まちづくり協議会・徳島市内町公民館『写真で見る内町再発見 ひょうたん島今昔』2009年
  3. ^ 河野幸夫『徳島 城と町まちの歴史』1982年 聚海書院

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