南仙笑楚満人とは? わかりやすく解説

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南仙笑楚満人

読み方なんせんしょう そまひと

通称太郎。鞘職。文才ありて敵討物草双紙数部を著す。文化4年(1807)歿、59才。

南仙笑楚満人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/17 09:53 UTC 版)

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南仙笑 楚満人(なんせんしょう そまひと、1749年寛延2年)- 1807年4月16日文化4年3月9日))は、江戸時代中期から後期にかけての戯作者。本姓は楠氏、通称は彦太郎。別号に仙人、志筍坊等。没後に為永春水が2代目南仙笑楚満人の筆名も使用したため、「初代」として区別される。

経歴・人物

江戸の生まれ。宇田川町に住み、家業を営んだが、医師書店、鞘師等多くの諸説があり、一定しない。

その後戯作に転じ、1783年天明3年)に黄表紙を初めて刊行した。その後執行された寛政の改革の評判を題材とした戯作物を刊行し、一躍名を馳せた。作風はありふれていたが、評判は秀才であり敵討物の草双紙を使用した黄表紙を刊行し、作品数は300余にも上っている。これによって、1803年享和3年)からは毎年10種の黄表紙を執筆し始めた。

主な作品

代表的な黄表紙

その他の黄表紙

  • 『敵討三味線由来』- 1783年(天明3年)刊行。
  • 『波南能家満』‐ 1778年安永7年)刊行。
  • 『おみなめし』‐ 1779年(安永8年)刊行。

そのうち、下記の二つは品川細見との共著とされている。

出典




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