特殊技能兵の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/06 18:06 UTC 版)
歩兵大規模施設の警備 狙撃 空挺降下 水陸両用作戦に必要な技術 高度な戦闘・サバイバル技術(雪中戦、ジャングル戦) 大型火器・爆発物榴弾砲の取り扱い 対戦車ミサイルなどの取り扱い 爆発物処理 指揮の補佐 下士官に現場で指揮を行う士官の補佐や緊急時の臨時指揮官としての資格を認定する軍もある。 軍用車両大型の輸送車・自走砲・装甲車・戦車の運転・操作 船舶手旗信号、サイドパイプ - 多くの海軍では共通特技として入隊時に全員が訓練を受ける。 短艇 - 多くの海軍や士官学校では教育訓練の一環として全員が訓練を受けるため、共通特技と見なされる。 ゴムボート・内火艇の操船 - 多くの海軍では船舶要員の多くが訓練を受ける。 航海士 操舵士 機関士 通信士 航空機搭乗員操縦士・戦術航空士 - 現代では士官の職種であるが自衛隊では航空学生や陸曹航空操縦学生制度により下士官が担当することもある。 センサーマン・ ソナー員・レーダー員 機上整備員・機上電子整備員・ 機上武器整備員・機上通信員・航法員 降下救助員 航空関係者(地上要員)空港関係者(航空管制官・マーシャラー) 整備士(航空整備士) 前線航空管制 潜水潜水士 深海作業 水中スクーターなど水中装備の操作 掃海作業 衛生兵医師(医官) - 士官の職種であるが徴兵した医師は下士官とする軍もある。 看護師、コ・メディカル、コ・デンタル 技術者・科学者建築士・測量士 自動車整備士・電気技術者 高度情報処理技術者・コンピュータセキュリティの専門家。 韓国空軍はプロゲーマーをソフトウェア開発者(電算特技兵)として採用している。 主に自然科学系・理工系の高等教育修了者。 暗号解読に必要な高等数学や語学、言語学などの専門家。 法務法曹/法律家/隣接法律専門職/パラリーガル 法学関係の高等教育修了者 軍事刑務所の刑務官 宗教・音楽・芸能・儀礼・スポーツ従軍牧師・チャプレン - 士官の職種としたり軍属とする軍もある。 軍楽隊 自衛隊ではラッパ吹奏が警備特技に含まれており吹奏技能を競う競技会が開催されている。 アメリカ軍とイギリス軍などには式典や儀礼などで、要人や高官を接待するための専門兵(メイドサーヴァント)がいる。 韓国軍には手品や曲芸などを行い慰問を専門とする「芸能兵」がおり、主に徴兵された芸能人が任命されていたが、2013年に所属する兵士の不祥事が後を絶たないとの理由で廃止された。 オリンピックなどに出場できるトップアスリートを大会での上位入賞を目的とした特技兵として採用している(自衛隊では体育特別技能者と呼ばれる)。
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