特別地域気象観測所等へ移行した地点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 17:02 UTC 版)
「測候所」の記事における「特別地域気象観測所等へ移行した地点」の解説
1997年から2010年にかけて自動化・無人化を行った104か所は以下の通り。 なお、八丈島および潮岬(リスト中※印)では、従前の観測のうち高層気象観測(ラジオゾンデ放出)を引き続き最低限の人員により現地にて継続している。根室と米子でも高層気象観測を行っていたが、2010年に釧路と松江にそれぞれ移転した。 室戸岬は移行後も併設の気象レーダー施設が存続している。 特別地域気象観測所へ移行 一般アメダスよりも多い、気圧、気温、湿度、風向、風速、降水量、積雪の深さ、雲、視程、天気、日照時間を観測する。 1997年3月1日 〔5測候所〕 - 日光(栃木県)、諏訪(長野県)、伊良湖(愛知県)、上野(三重県)、四日市(三重県) 1998年3月1日 〔5測候所〕 - むつ(青森県)、新庄(山形県)、白河(福島県)、秩父(埼玉県)、伏木(富山県) 1999年3月1日 〔3測候所〕 - 小樽(北海道)、羽幌(北海道)、広尾(北海道) 2000年3月1日 〔5測候所〕 - 平戸(長崎県)、人吉(熊本県)、延岡(宮崎県)、都城(宮崎県)、阿久根(鹿児島県) 2001年3月1日 〔7測候所〕 - 萩(山口県)、剣山(徳島県)、多度津(香川県)、宿毛(高知県)、飯塚(福岡県)、佐世保(長崎県)、日田(大分県) 2001年4月1日 〔1測候所〕 - 伊吹山(滋賀県) 2002年3月1日 〔6測候所〕 - 津山(岡山県)、呉(広島県)、福山(広島県)、牛深(熊本県)、名護(沖縄県)、西表島(沖縄県) 2003年3月1日 〔5測候所〕 - 石巻(宮城県)、三島(静岡県)、姫路(兵庫県)、洲本(兵庫県)、境(鳥取県) 2003年10月1日 〔5測候所〕 - 河口湖(山梨県)、石廊崎(静岡県)、網代(静岡県)、油津(宮崎県)、枕崎(鹿児島県) 2004年10月1日 〔5測候所〕 - 苫小牧(北海道)、雄武(北海道)、北見枝幸(北海道)、深浦(青森県)、久米島(沖縄県) 2005年10月1日 〔5測候所〕 - 敦賀(福井県)、高山(岐阜県)、浜松(静岡県)、宇和島(愛媛県)、雲仙岳(長崎県) 2006年10月1日 〔5測候所〕 - 岩見沢(北海道)、倶知安(北海道)、大船渡(岩手県)、館山(千葉県)、飯田(長野県) 2007年10月1日 〔13測候所〕 - 江差(北海道)、紋別(北海道)、八戸(青森県)、宮古(岩手県)、勝浦(千葉県)、高田(新潟県)、相川(新潟県)、松本(長野県)、尾鷲(三重県)、豊岡(兵庫県)、浜田(島根県)、清水(高知県)、種子島(鹿児島県) 2008年10月1日 〔10測候所〕 - 寿都(北海道)、留萌(北海道)、小名浜(福島県)、富士山(静岡県)、米子(鳥取県)、西郷(島根県)、室戸岬(高知県)、屋久島(鹿児島県)、沖永良部(鹿児島県)、与那国島(沖縄県) 2009年10月1日 〔10測候所〕 - 浦河(北海道)、酒田(山形県)、大島(東京都)、三宅(東京都)、八丈島(東京都)※、軽井沢(長野県)、潮岬(和歌山県)※、厳原(長崎県)、福江(長崎県)、阿蘇山(熊本県) 2010年10月1日 〔6測候所〕 - 根室(北海道)、若松(福島県)、千葉(千葉県)、御前崎(静岡県)、輪島(石川県)、山口(山口県) 廃止 2002年3月1日 - 森(北海道)森測候所は北海道駒ヶ岳の火山観測を目的に設置された経緯があり、札幌管区気象台に火山監視・情報センターが設置され遠隔監視となったことで廃止された。なお、気象観測はアメダス「森」として継続。ただし統計上、測候所時代の観測データはアメダスとは連続しないものとして扱われている。
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