特別報道体制
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日経CNBCでは、極めて重大な経済ニュースがある場合は特別報道体制をとることがある。2001年のアメリカ同時多発テロから続いた一連の報道では、日経CNBCが制作しない空き時間(祝日や週末など)にCNBCからの同時放送。 2001年9月11日(火曜日)、同時多発テロ発生。ニューヨーク証券取引所のOPベル(取引開始直後)中に事件発生。日経CNBCでは「スクワークBOX」の同時通訳放送中だったため、「WBS」の時間を除く朝まで同時通訳の放送をし続けた。 2008年9月14日(日曜日、日本時間では15日)、アメリカの証券会社リーマン・ブラザーズが経営破綻(リーマン・ショック)。これに相次いで銀行業界においてバンク・オブ・アメリカによるメリルリンチの救済合併が発表され、米保険最大手AIGの経営危機が明るみに出る。日経CNBCは15日(月曜日)に特別報道体制がとられた。15日は敬老の日で休場、そのため再放送やテレビショッピングなどを中心とした番組を編成していたが、予定していた番組の一部を休止し、CNBCアジアを同時放送した。21:00過ぎからは日経CNBCのスタジオから特別番組「緊急スペシャル リーマン 経営破たん」(中断して、アメリカCNBCの番組を放送)を放送した。 当日(日本時間9月15日)の番組放送状況 (これ以前は不明) 19:30 - 21:03 スクワークボックス(日本語同時通訳・英語の二か国語放送) 21:03 - 23:00 緊急スペシャル リーマン 経営破綻(番組内で一部の時間、「スクワークBOX」と「スクワーク・オン・ザ・ストリート」も二か国語で放送。21:55 - 22:00はテレビショッピングとビズ・レコを放送) 23:00 - 23:30 テレビショッピング 23:30 - 24:00 アメリカCNBCの番組(英語のみ) 9月16日0:00 - 6:00 放送休止(当初から予定されていた放送設備メンテナンスのため) 9月16日も、「夜エクスプレス」を22:53まで、「スクワーク・オン・ザ・ストリート」を内包して放送時間を拡大し、「夜エクスプレススペシャル」として放送した(「スクワーク・オン・ザ・ストリート」は23:00まで放送)。 2011年3月11日(金曜日)、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)発生。通常番組「マーケットストリート・後場NOW」の生放送開始前に地震が発生。番組を終了まで放送した後、テレビ東京の震災特別番組を当日から日曜日(13日)まで放送しつづけた。
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