特別塗装・装飾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 14:50 UTC 版)
2015年に日光東照宮四百年式年大祭が行われることを記念して、103編成の外観カラー・窓枠帯・ラインカラーに日光二社一寺の建造物に使用されている荘厳な金色■、重厚な黒色■および艶やかな朱色■を配し、世界遺産である日光二社一寺の色鮮やかな代表建造物をイメージした特別塗装車「日光詣スペーシア」とし、2015年4月18日から運行を開始した。なお、103編成のモハ103-1、モハ103-6の左右側面には、「日光詣」の文字と日光東照宮の眠り猫や三猿をデザインした「日光詣エンブレム」を掲出するほか、車内の一般席・個室席のヘッドカバーも基調色の金色に合せて同じ色調に変更している。 さらに同年7月にはJR直通対応車の106編成も、「日光詣スペーシア」塗装に塗り替えられた。内外装は103編成と同一箇所の変更に加え、モハ106-6の個室内の壁クロスを金色に変更して「金の個室」にすることで、より特別感あふれる仕様としている。また、スカート側面両側に社紋シールが貼られている。 なお、104編成はサニーコーラルオレンジのままながら「日光詣」のロゴを掲出して運転されており、リニューアル時にサニーコーラルオレンジとなった3編成は全て日光詣編成に指定されている。 2021年(令和3年)6月以降、本形式の登場30周年を記念して、102・105・107 - 109編成の5編成が登場時の塗装に塗り替えられる予定である。また、101編成に関しても2021年12月5日から1720系を模したカラーリングに変更されることが発表され、「雅」「粋」デザインの編成は消滅する見込みである。 106編成「日光詣スペーシア」(2021年6月 幸手駅 - 南栗橋駅間) 東武鉄道との姉妹提携を記念して日光詣スペーシア仕様のラッピングを施した台湾鉄路管理局の「黄金自強号」(2016年秋-) 2017年4月17日までこのカラーで運行された。 日光詣編成スペーシアロゴ 2021年に復活したリバイバルカラー編成 1720系を模したカラーリングに変更された101編成
※この「特別塗装・装飾」の解説は、「東武100系電車」の解説の一部です。
「特別塗装・装飾」を含む「東武100系電車」の記事については、「東武100系電車」の概要を参照ください。
- 特別塗装・装飾のページへのリンク