火の一族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 08:38 UTC 版)
「天外魔境II 卍MARU」の記事における「火の一族」の解説
戦国卍丸(せんごくまんじまる) 声 - 伊倉一恵 本作の主人公で、火の一族の末裔である少年。15歳。父は根の一族に殺され、母・お春(おはる)との2人暮らしで育った。火多の白川村のガキ大将だが、子分は白川村に留まらず、高山村、牛首村にもいる。村の衆からはイタズラ坊主として迷惑がられていた。しかし村一番の母には男衆は敵わず、適当にあしらわれてしまう。オープニングや暗黒ラン討伐や絹との説得のイベントで喋ることがある。 主人公らしくオールマイティな戦闘能力を持つ。戦闘で卍丸が倒されると自動的に敗走となる。身長162cm、体重52kg。A型。 カブキ団十郎(カブキだんじゅうろう) 声 - 山口勝平 自称「ジパング一の伊達男」。19歳。尾張のヘビ仙人の弟子。自分が目立つために根の一族と戦う。自分の都合で勝手に仲間に加わったり外れたりする極端なエゴイスト。おまけに女好きの派手好きで、使用する術も効果より見た目優先。しかしその実力は高く、人並み以上の情の持ち主でもあり、自らをかばった三太夫の犠牲を目の当たりにしたことで、最終的には戦う動機が「目立つため」から「根の一族に対する怒り」に変わっている。途中、イベントでパーティから離脱するが、そこかしこで悪行をしている(女を見境なく口説いたり、勝手に天狗から巻物を盗み出したり)為、いない方が、存在感がある。身長176cm、体重63.5kg。B型。前作のメインキャラクターである大蛇丸は兄弟子にあたる。 極楽太郎(ごくらくたろう) 声 - 赤星昇一郎 1000年前の火の一族と根の一族との戦争の生き残り。1024歳。越前の押水村出身。恋人の人魚「千代(ちよ)」の涙を飲むことにより1000年の寿命を得るも、その罪により人魚らの手で992年もの間投獄されていた。非常に大柄な人物で、その体型から着けられる装備品は少ない。1000年前は主に、千代が装備品をあつらえていたとのこと。体型も大きいが怪力もすさまじく、卍丸にはどうにもできない岩を軽くぶっ飛ばすことができる。しかし人魚村に投獄された檻には、特殊な封印がかけられ、さすがの怪力でも脱獄出来なかった。投獄されている間の解放されるまでの300年間、一切声を出さなかったという証言がある。他には油(作中では「燃える水」)を口に含ませて火を噴いて敵を攻撃する特技がある。道具を卍丸・カブキより3つ多く持つ事が出来るが、術を使うことは苦手で技の値はほとんど増えない。身長208cm、体重202kg。O型。 絹(きぬ) 声:井上あずみ 本作のヒロインで、鬼族の父と火の一族の母を持つ薄幸の少女。14歳。父は鬼族の首領・酒天童子(しゅてんどうじ)、母は火の一族の巫女・綾(あや)。両親の死が原因で敵を傷つけることを極度に恐れ、「純潔の鎖(じゅんけつのくさり)」と呼ばれるアイテムで両手を縛り、直接攻撃・攻撃系の術を自ら封印する。攻撃系術の効果を持つ武具を使用したり、乗り物の攻撃能力を使用したりすることは可能。白銀城で吹雪御前の発言から両親の死の真相を知り激昂。封印を解き本当の名前表記が鬼怒ということを明かし吹雪御前を惨殺。我に返ったあと鬼の力を見せたことを悔やみ、卍丸達を外へ転送し崩壊する白銀城と運命を共にしようとするが、引き返してきた卍丸の言葉で思い直す。以後は攻撃系の行動や新たな奥義も可能になる。道具は3つしか持てないが、巻物は多く持つことができ技の値も多い。身長153.5cm、体重38kg。AB型。 1000年前の火の勇者 紅丸 声 - 池田秀一 「獅子王」の異名を持つ火の勇者。 カラス 声 - 青野武 「闇の剣士」の異名を持つ。元根の一族で天狗の頭領。 義経 声 - 山田栄子 「水の貴公子」の異名を持つ。 女彦 声 - 銀河万丈 「火の巨人」の異名を持つ。 静 声 - 小山茉美 「火刃の女王」の異名を持つ盲目の女勇者。 三郎 声 - 藤田淑子 「浪華の火の玉小僧」の異名を持つ。イヒカの改造手術で力を得た。 松虫 声 - 潘恵子 「悲恋の鬼百合」の異名を持つ女勇者。
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