瀬川おんぷの家族・親類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 09:21 UTC 版)
「おジャ魔女どれみの登場人物」の記事における「瀬川おんぷの家族・親類」の解説
瀬川 剛(せがわ つよし) 声 - 山賀教弘 おんぷの父親。職業は太陽電気鉄道の運転士。長距離列車を担当しており家を留守にすることが多い。実家は北海道稚内市で、剛は分家の出。 新型寝台特急Z101型(外観はJR東日本の寝台特急「カシオペア」の客車E26系と当時列車をけん引していたEF81形機関車)の初運行時の運転手に選ばれていた時は、始発の大空駅に単身赴任していた。また、おんぷも父親も多忙なために色々とすれ違いが多いが、深い愛情でおんぷを見守り、おんぷも慕っている。 第6期では札幌支社に転属になっている。どれみたちはオヤジーデの協力も得て、札幌発の寝台特急の運転手として乗務する剛と会うことに成功、おんぷが稚内にいること、どれみたちに転居を知らせなかったのを気にしていたことを告げた。 アニメに初めて登場したのは第1期第49話であり、おジャ魔女達(ももこの両親は除く)の両親の中では一番遅い登場でもある。 瀬川 美保(せがわ みほ) 声 - 安達まり おんぷの母親で、チャイドルであるおんぷのマネージャーをしている。沖縄県出身。推定年齢40歳。 かつては「桜井くらら(さくらい くらら)」という芸名のアイドルだったが、大事なステージで本番直前に怪我をしたことの恐怖から、トラウマによるショックで声が出なくなり、そのままアイドルへの道を断念。今は自分の果たせなかった夢をおんぷに託している。「ルピナスの子守歌」は彼女の持ち歌であったが、おんぷへ歌い継がれている。 魔女ガエルの呪いが解けたマジョルカが、経営していたルカ・エンタープライズを閉めたため、自力でおんぷの個人事務所を設立し切り盛りしていたが、おんぷが中学3年生の冬に過労から脳梗塞で倒れてしまう。幸い後遺症は片足に麻痺が残る程度で済んだが、静養とリハビリのため稚内にある夫の実家の本家に移住している。美保の病気は、映画『ザガイドン』の興行的失敗をきっかけとした人気降下と相まって、おんぷを再び人生の岐路に立たせることになる。 第6期第8巻「Spring has……」第3章にて2008年の年末に脳梗塞が再発し脳溢血に至って突然倒れて意識を失う。稚内市内の病院では対応できる医療設備が無く、ドクターヘリで国立旭川病院へと搬送されるも、そのまま植物状態が続き2009年の年明けに帰らぬ人となった。このことで人気を取り戻しつつあったおんぷは、再び全ての仕事をキャンセルしてしまい、日本芸能界の信用を完全に失うことになってしまう。死の直前の団欒で、おんぷに「あなたの仕事の中で、Blue Moonのお仕事が一番好き」だったと伝えていたことから、母の死後おんぷは海外で活躍するミュージカルの舞台女優になることを目指し、ブロードウェイの本場アメリカに渡るため、日本を離れることとなった。
※この「瀬川おんぷの家族・親類」の解説は、「おジャ魔女どれみの登場人物」の解説の一部です。
「瀬川おんぷの家族・親類」を含む「おジャ魔女どれみの登場人物」の記事については、「おジャ魔女どれみの登場人物」の概要を参照ください。
- 瀬川おんぷの家族・親類のページへのリンク