源氏神明町時代(1969-1993)
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「碧南市民図書館」の記事における「源氏神明町時代(1969-1993)」の解説
1968年(昭和43年)の碧南市制20周年の記念事業として、源氏神明町に図書館の建設が計画された。1969年(昭和44年)11月18日に碧南市立図書館の単独館が竣工した。総事業費は8067万4000円。開館当初から冷暖房設備を完備していた。 1971年(昭和46年)には特許庁から産業資料センターとしての指定を受けて、西三河地方で初めて特許公報類公開閲覧所が開設されている(1980年4月25日廃止)。1972年(昭和47年)4月1日には図書の予約サービスを開始した。1977年(昭和52年)4月1日には児童室の開室時間を「13時から」に変更した。1981年(昭和56年)6月には貸出冊数をそれまでの3冊から「5冊」に、1991年(平成3年)7月にはそれまでの5冊から「図書10冊・雑誌5冊・視聴覚資料5点」とした。 1991年(平成3年)7月1日には新館への移転を前にして、碧南市立図書館という名称を碧南市民図書館に改称した。翌日の7月2日には、塩浜町の南部市民プラザに碧南市民図書館南部分館を設置している。南部分館には開館当初からコンピュータが導入されており、本館とコンピュータシステムで結ばれている。1995年(平成7年)4月には衣浦東部5市(碧南市・刈谷市・安城市・知立市・高浜市)の在住・在勤・在学者に対する広域貸出を開始した。1997年(平成9年)にはコンピュータシステムが改善され、碧南市公共施設予約システムと結合したことによって、市内の主要な公共施設の端末から蔵書検索が可能となった。1970年度(昭和45年度)の登録者数は人口の4.5%だったが、1995年度(平成7年度)には36.4%となった。1992年(平成4年)の1人あたり貸出冊数は4.4冊だったが、1996年(平成8年)には8.5冊となった。
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