海王丸パーク
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橋の西側に初代海王丸を永久保存している海王丸パークがあり、イベント広場、並のハンモック、緑のパーゴラ、日本海交流センター、富山新港臨海野鳥園などがある。
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海王丸パーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 10:21 UTC 版)
海王丸が現在展示されている富山県射水市海王町の公園で、「みなとオアシス海王丸パーク」としてみなとオアシスに登録されている。海王丸がこの地に保存されているのは、海王丸で多くの「海の男」が育った旧富山商船高等専門学校(現在の富山高等専門学校射水キャンパス)が近くにあるからである。 伏木富山港の新湊地区(富山新港)内に建設され、1989年(平成元年)9月に退役した航海練習船海王丸の係留・展示施設として、1992年(平成4年)7月5日の「日本海交流センター」設置を以てオープンした。設置は富山県が行い、管理運営は伏木富山港・海王丸財団が行っている。当初は大阪市と交互に展示することになっていたが、「海の貴婦人」は管理運営の金銭的負担が大きいために、大阪市が誘致を断念し、そのまま新湊地区に保存されることになった。冬季を除き、月1くらいで10回ほどボランティアによる総帆展帆(そうはんてんぱん。帆を全て展げるイベント)並びに登檣礼が行われ、多くの観光客が集まる。また冬季には普段非公開のエンジンルームや船の見学会が日時限定で開催される。 また様々なイベントが開かれ、1992年(平成4年)にはソプラノの金川睦美などによってベートーヴェンの『交響曲第9番』が演奏されている。 公園内並びに近隣は海王丸の展示を中心に、広場・飲食店・売店・研修施設などで構成されている。近くにはバードパーク、「新湊きっときと市場」などがあり、2012年(平成24年)9月に開通した新湊大橋と立山連峰を背景にしたパノラマは人気になっている。海王丸の進水日がバレンタインデーの2月14日であることから、恋人の聖地に認定されている。タイムベルを鳴らして祝う船上結婚式も受け付けている。 2014年(平成26年)には世界で最も美しい湾クラブの世界で最も美しい湾に富山湾が選ばれて、11月に記念モニュメントが建てられた。また2006年7月15日には、海王丸II世が寄港し、両船が初めて揃っている。 2015年(平成27年)10月25日に、第35回全国豊かな海づくり大会が富山県で行われ、同パークで天皇・皇后臨席にて海上歓迎・稚魚放流行事、また、海王丸の総帆展帆並びに登檣礼が行われた。 2015年(平成27年)より2018年(平成30年)まで、タモリが名誉会長を務めるヨットレース「タモリカップ」が同パークと富山新港対岸にある富山県新湊マリーナを会場に、毎年7月中旬に行われていた。 交通アクセス 北陸自動車道小杉ICから車で20分 国道8号 鏡宮(かがのみや)立体交差から北に向かって車で10分 万葉線新湊港線海王丸駅から徒歩5分 入園料金 無料。海王丸に入る場合は400円。 舞台とした作品 映画 『八十日間世界一周』の上編終末、横浜発サンフランシスコ行の「ジェネラル・グラント号」のシーンで初代海王丸が登場している。劇中で一瞬「海王丸」と書かれた船名を船首に見ることが出来る。 アニメ 『神のみぞ知るセカイ』第2期7話、ちひろ編の舞台である。
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