海王学園高校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:59 UTC 版)
個人、団体とも無敗を誇る県内屈指の強豪校。卓球専門誌には特集が組まれ、卓球部専用の宿舎、ジム、送迎バス、ビデオルーム、サウナまで完備するプロ顔負けの設備が備わっている。その一方で近年は選手層の弱体化に悩まされ、常勝軍団の名に陰りが見え始めている。 真田昌幸(さなだ まさゆき) 声 - 浜田賢二 / 演:末満健一 右シェークハンド 海王学園高校2年→3年 海王学園卓球部副部長。太い眉毛が特徴で、九州弁で喋る。 全国でベスト16に入るほどの強豪で、「モンスター」の異名を持つ。 ドラゴンに少なからず憧れているがゆえに、ドラゴンに執着されているスマイルに嫉妬するが、2年目のインターハイ予選でスマイルと戦い、かけ離れた実力を見せつけられて敗北。 アクマとの語らいの中でドラゴンは「真田も優れた選手」と評しながらも、「だが、(月本相手では)1ゲーム獲る事すらも困難だろう」と語っている。 大学でも本格的に卓球を続けるつもりだった様だが、スマイルに敗北後は「その気も失せたわ」と消沈しており、「風間があれだけ惚れ込むのも分かる」と語った。 退部となったアクマに対するドラゴンの冷たい態度に激昂したり、ドラゴンに叱責された補欠部員を慰めたりするなど、無機質に勝利を求めるドラゴンとは対照的に和を重んじる人情家。 猫田修二(ねこた しゅうじ) 声 - 大隈健太 海王学園高校卓球部部員 関西弁で喋る。2年目のインターハイ予選ではベスト4まで残った。 自身の実力は真田に劣ると考えているらしく、スマイルとの試合中には「ワイの相手やない」「体力も削れないとは」と勝利はほぼ諦めている様な事を考えていた。 風間竜(かざま りゅう) 声 - 小川真司 海王学園理事長。ドラゴンの祖父。アニメ版オリジナルキャラクター。 学園の経営だけでなく「ポセイドン」という卓球用品ブランドを展開している。容赦ない勝利至上主義者で、その為に海王学園の卓球練習環境を過剰なまでに充実させている。 あまり気が進まなかったであろうドラゴンを広告塔に使うなど、金儲けには容赦もない。 ただ、人情や卓球への愛が全くないような人物ではないらしく、インターハイ予選終了時の会場で友二人と昔の様に語らう姿を見せていた。 オリンピックユースで優勝したドラゴンをCMに起用する。1950年世界選手権日本代表の最終選考にて、バタフライジョーを破っている。 風間卓(かざま たく) 声 - 石住昭彦 海王学園卓球部顧問及び監督。アニメ版では風間理事長の息子。原作ではこの設定は付けられていない。 卓球の指導は厳しいが作中の現役チームを含めた歴代の海王というチームを愛し、また部員個人には優しく接することもあり、実力があるからといって誰かを特別扱いもせず、部員たちのことを誰よりも理解している。 才能はないが努力を惜しまないアクマを高く評価している。
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